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凄く暖かくて、凄くふかふかで、まるで雲の上に居る様な感じがして、瞼を開けた。
見覚えのない天井には、綺麗な模様がある。
身体を起こして、見渡すと外を見ているのか誰かの後ろ姿が見えた。
「熱があるから、まだ寝てろ」
声は、琉果の声なのに黒い翼がない。
それが凄く不思議だと思ったから聞こうとしたけど、頭がグラグラとして、再び寝転んだ。
身体が妙に熱いのは熱のせいかな?
よく分からないのは、熱を出した事がないからかも。
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