さえずりNo.1 篠倉 真歩

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さえずりNo.1 篠倉 真歩

 学校――。  それはにとって地獄だった。  昼休み。お弁当を食べ終え、クラスメイトの騒ぐ声が騒がしいと彼女。篠倉(しのくら) 真歩(まほ)は一人トイレへ向かった。 「あっごめーん。手が滑っちゃった」  トイレの個室に入ると上から冷たい水。制服は濡れ、冬のせいかとても肌寒い。ドアを開けると高校二年生で同じクラスの三崎(みさき)がケラケラと笑う。  いつイジメの対象になったかは分からない。でも、一つだけ分かるのはクラスの中で彼女が。嫌だ、と言えない臆病さに漬け込まれ、毎日嫌がらせを受けていた。
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