タイプX

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「よし……読み込んだ。ストーリーモードもあるから、クリアしたゲームが対象っていうゲームソウルの条件には当てはまったみたい」 今までは、誤って一般人を傷つけることがないようにと、銃火器の出てくるゲームを変身の選択肢にいれなかった秀樹。 だが、先日の蕪木と仙山サリアの激闘を見ると、あんな反則めいた強さの者たちがまだまだいるに違いないと思った。 だからこそ、もし今後も、あの超人たちの戦いに巻き込まれても生き残れるように。 現在秀樹が使える中で最強の攻撃力……銃火器を使おうと決意したのだ。 「そういえば……通知が出てたな」 レベルアップの通知が視界の隅にチラついていたので確認する。 この前の蕪木の襲撃によってかなりレベルが上がったのがあり、日々のトレーニングも加算されたことで、秀樹はレベル20に達していた。
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