IとJが少女と赤子を殺した理由

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IとJが少女と赤子を殺した理由

IとJは出会った瞬間、自分のパートナーはこの人しかいないと、お互いに感じたという。 Iは売春婦で、Jは大学生だった。 Jは道に立っていたIを車に拉致し、車内で一回、アパートに連れて行って三回犯した。 そして次の日、IはJにプロポーズされ、受け入れた。昼には一緒に指輪を買いに出かけた。 Jは苦学生だったので金がなく、80万円の婚約リングの代金はIが払った。 Iは結婚資金を貯めるために、より一層、売春に励んだ。 Jは学校をやめ、Iのポン引きになり、全てをIの稼ぎに依存するようになった。 IはJの知り合い、親族の男全員と寝て、得た金はすべてJが使った。 ある日、二人でベッドに入っていると、Jは「若い女を犯したい。10代が良い」と言った。 Iは早速、知り合いの売春婦のつてで、若い子を紹介してもらった。 彼女はまだ少女そのもので、Jはとても気に入ったという。 2年間、少女はそのまま失踪した。そして2年後、全裸の死体となってゴミ捨て場で発見された。 検視の結果、少女は出産後すぐにゴミ箱に捨てられたことが分かった。 ゴミ箱に捨てられた時はまだ生きていたという。 出産の仕方が雑で、後処理もされていなかったので、それが結果的に命を奪ったのだと検察官は結論付けた。 捜査が進み、IとJが逮捕された。 だがJは無罪を主張した。少女に下手な出産をさせたのはIであり、少女をゴミ捨て場に捨てたのもIなのだから、少女を殺したのはIで、自分は無関係という主張だった。 IもJは無罪だと主張した。全ては自分がしたことだと。 検察官は、少女を妊娠させたのはJであり、Jが全て指示したに違いないと主張した。 IはJに支配されていて、従属関係のために抗えなかったのだとも重ねて告げた。 その時、それまで静かに話を聞いていたIが豹変した。 座っていた椅子を持ち上げ、検察官に投げつけた。罵詈雑言を発し、検察官に掴みかかろうと走り出した。 屈強な警備員が3人がかりで取り押さえたが、モノを蹴りつけ暴れ続けた。 退場させられながら、Iが発した言葉は法廷に響き渡った。 「あんたらなんかにはわからない。誰かの為に、なんでもできるほど、誰かを愛したことがないあんたたちには。私たちの愛は不滅よ」 私は少女が産んだという赤子の行方を独自に調査した。 赤子はJの手で裏ルートに売られ、ハードコアポルノに”使用”されたという。 赤子を”使用”した男の話は「まあまあ具合が良かった」というコメントを私に寄こしてくれた。 Jの責任についてはまだ争われているが、最近、Jは道で出会った、Iとは別の売春婦と同棲しているという。 Jが現在住んでいるマンションは、赤子を裏ルートに売った金で買ったものだ。 Jは私に、新しい同棲相手についてこう語った。 「出会った瞬間、自分のパートナーはこの人しかいないと、お互いに感じた」
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