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「ん……あぁ」
女の喘ぎ声、濡れた肉がぶつかる音
ギシギシとベッドのスプリングが軋む
「い…や……そんなに……したら……こわれ…ちゃう……よ」
「そんなこと言って、壊れるほどシテ貰いたいクセに」
俺がそう言うと 女はパッチリとした人形のような瞳で、上目遣いに俺を見つめ唇を舐める。
まだ、余裕のある様子にクッと笑いが漏れた。
相当、好きモンだなコイツ。
その様子に気を良くした俺は、ベッドの横のチェストの引き出しを開け、綺麗に組み上げられた紐を取り出す。
「なあ、緩くでいいんだけど手縛っていい? 」
「えっ? 」
女は、少し驚いたように目を見開らき、体をこわばらせた。俺は、女の額にキスを落とし、目尻、耳朶へと軽いキスをたくさんした後、耳に口を寄せ、
「抵抗デキない感じで攻められたら最高に気持ち良くなるよ」と、囁く。
女は、それだけで入れたままの俺のモノを締め付け、今にもイキそうなぐらいヒクヒクと感じ濡れていた。
女は抵抗することなく頭の上で手を組み、俺はその手首に紐を掛ける。
今日、知り合ったばかりの男の部屋に連れ込まれ、あまつさえ、手を縛られ、愉悦の表情を浮かべる女。
俺の中で、あの日の衝動が蘇える。
コ・ワ・シ・タ・イ
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