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焦らされると好奇心はさらにあふれ、前のめりになったツカサは彼女と数十センチの距離まで迫る。
左手をマットについて支え、浮いた右手は彼女の胸の前で静止していた。
「……い、いいけどね。ちょっとなら」
比菜子がゴーを出すと右手はピクリと揺れ、再びゆっくりと近づけていく。
ふわっ、と表面の曲線に触れ、次にもちっ、と柔らかで弾力のある質感。
「うわっ……ヤバい」
ぷにぷにと二、三度指先で押した。
そして包み込むようにして、手のひらを沿わせる。
「……ん、あ」
ピクンと比菜子の睫毛が反応した。
自分の胸もとに目を落として顔を赤らめている彼女に、ツカサの胸はギュンと音を立てる。
(なんだこれ、すげーかわいい……)
近づいて彼女の足を挟んで膝立ちし、もう一方に左手も沿わせると、
「あ……」
比菜子はさらに甘い声を出す。
「ツカサくんっ……」
(ちょっとってどれくらいだ……? どこまでしていいんだ……? 揉んでいいのか? 脱がすのは? 舐めるのは?)
魅惑的な膨らみを凝視しながら、ハァハァと喉が焼けつくくらい音を立てて呼吸をする。
興奮したまま触っていると、彼女のタンクトップに伸縮性があることに気がついた。
谷間を隠しているウェアの襟元に指を引っ掛け、それを下へとずらす。
「きゃっ……」
タンクトップの胸もとはビヨンと伸び、カップも簡単にずれ、そこから胸がポロリとこぼれる。
「ダ、ダメだよ、ツカサくんっ……」
比菜子が慌てて手で隠したがすでに遅く、ツカサの指は胸もとからタンクトップの中へ侵入し、膨らみを直接揉みしだいた。
「……柔らけ……ヤバい……なんだこれ……」
手に吸い付くような感触に夢中になり、遮ろうとする彼女の両手首を片手で捕まえ、問答無用で続行する。
「あっ……や、ちょっとって言ったのにっ……」
「無理っ……止まんねぇ……」
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