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「俺も、好き……」
それは告白であるとともに、今からする、という宣誓でもあった。
チュンチュンという小鳥のさえずりが聞こえている。こんなことをする時間ではないのに、キスを再開したふたりの息は熱くなっていくばかりである。
ツカサは彼女のキャミソールの下から手を潜らせ、胸へと上っていく。
ナイトブラは軽く、ずれて容易に張りのある素肌に到達した。
柔らかさに目を細める。
(エロすぎる……)
ゆっくり円を描くように揉みしだくと、比菜子は寝起きのうねった髪を乱しながら「んっ」と甘い声を漏らす。
(比菜子のこと尊敬してる。大人だと思うし、すごいと思ってる。でも、こういうとき、マジでかわいい……)
ブラをまくり上げて膨らみの頂を口に含んでみると、彼女の手はぎこちなく髪の中に入ってきた。
その手に撫でられるのを心地よく感じながら、さらなる刺激を与えていく。
「あっ、やぁ……」
「比菜子……」
膝に力を入れ、臨戦態勢に入っている下半身が暴発するのを耐えしのぐ。
甘い声をもっと聞きたくて、唇で吸い、舌を押し当てる。
「あっ、ツカサくん、だめ……」
恥ずかしそうな言葉とは裏腹に開いていく体がたまらず、ツカサは彼女の下着に手を伸ばした。
指が触れると、クチュ、と音が鳴る。
(うわっ……)
(やっ……)
比菜子は慌てて腰を引こうとするが、彼女が感じている証拠を見つけたツカサはもちろん止まらない。
手で追いかけて下腹を伝って手を入れ、直接クチュクチュとわざと音を鳴らした。
「あ、あっ……恥ずかしいよ……やだぁ……」
「すっげぇ……ヌルヌルなんだけど」
大興奮の声色で卑猥な実況をする彼に比菜子は羞恥でおかしくなりそうだったが、指摘の通り、彼の指に感じまくっている。
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