同好会

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「あ、みっさは大丈夫です。口は悪いんですけど、堅いし。私との約束は絶対に守るから」 「そうか。______ほなら劔地、それと本条院。ひとつ言っとくで」 真剣な顔(と言ってもサングラスをしているので定かではないが。)でじっと二人の顔を見据えた。 綾那はぐっと緊張が増したように、背筋がピンとなった。 「力のあるもんの側には、何かと不可思議なもんが寄りやすい。これは前に言ったな」 「はい。」 「それと同じようにそのまわりにいる奴らにも同じ現象は起こりやすいんや。良きにつけ悪しきにつけな。わいらみたいなのがおらなんだら、別にタロットだろうが何だろうがやってええ」 「……………」 無言でうなずきながら綾那は聞いていた。 「今回のことは、そうやない。何かしらの影響が出ることを覚悟せえよ。真剣にやって当たり前や。遊び半分でやったらぶっ飛ばす!」 臣人はテーブルを拳でドンッと叩いた。 鈍い音が響き、綾那と美咲は肩をすくめた。 「せやから条件は付ける」 「条件、ですか?」 「活動場所はこの。それ以外の場所ではカード占いを絶対せぇへんこと。ええか!!」 臣人は本気で語気を荒げた。
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