中一、不登校予備軍

1/1
前へ
/17ページ
次へ

中一、不登校予備軍

時期も時期で、学校がずっと無かった。 入学式の時は髪を切るのが面倒くさくて腰より少し長い髪だった。その後も切らなかった。切りたくなかった。 だって、髪を切ったら女としてやっていけない気がしてしまったから。 まぁ、有無も言わさずセミロングより長いかな…ぐらいに切られる話はまた、夏あたりのこと。 優しい担任の先生。温かいクラスメイト。何が嫌なんだろう。 最初は、クラスの男女半分にし、また半分にして時間を分けて登校するというものだった。 しかし、本格的に学校が始まってからは楽しくてしょうがなかった。 そして、体験入部期間に入った。 剣道とか、バレーとか見に行こう。そう思ってた。友達から、バスケ見に行こう。そう、誘われた。ただ、当日体調崩して欠席だった。行きたい。駄々をこねたら怒られた。 「寝てなさァァァい( º言º)」 と。 演劇部の体験入部行ったら、あまりにも楽しくて、演劇部の体験入部しか行かなかった。 そして、入部届を頂いて、体験入部期間にも出せるとのことで何も迷わず演劇部に出した。 しかし、本格的に部活が始まれば先輩との会話が怖かったりと大変だった。自分から学年長に立候補した。 まぁ、選ばれることは無いだろう。そう思っていたら選ばれてしまった。 *゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚* 学年長は三人。そして、部長に副部長2人。 学年長あんま仕事ねぇwそんなことしか考えて無かった。部活は大好きだ。先輩たちも、部員全員大好きだし、学校自体大好きだ。勉強は苦手だけど学ぶことは大好きだ。 学校は自分にとって最高の場所だ、 でも、その考えに反して、慣れない環境での日々に体が追いつかず、体調崩しては欠席の繰り返しだった。 元より、体は強くない。小さい頃、痙攣持ちで肺炎起こしたり、おたふく風邪2回やったり、水疱瘡、りんご病、子供のうちになっといた方がいいのは全部やったであろう。かと言って痩せ気味なの?虚弱?と言われると身長に見合った体重だと思う。なんだったら筋肉の方が多い。手足筋肉のせいでごっつ太いで。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加