アプフェルドルン校長

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アプフェルドルン校長

 国立魔法高校の校長であり、第6の魔女。正式な名をマルギテス・アプフェルドルンという。  国立魔法高校は60年ほど前に、彼女が後継者を見つけるための機関、研究機関、研究者及び魔法戦闘員の育成機関の3つの役割を兼ねる機関として考案したもの。  約60年間ずっと校長をしているわけだが、その間肉体年齢17歳はずっと変わっていない。なので、一部の生徒を除き、校長とは卒業後になるべく再会しないよう生徒の行動はある程度国家権力でコントロールされる。  魔女というのは国家権力とかなり密接な繋がりがある。というより、ほとんどの国が魔女の言うことをしっかり聞いてくれる。というのも、魔女というのは世界に魔法を存在させている大事な存在とされているので、魔法関係のことの決定権はだいたい魔女のものなのである。  学者としてもかなり優秀なので、学会もだいたい言うことを聞く。だが、そんな学会を常に翻弄し続けているところもある。なぜそんなことをするのかというと、「人類が急速に知りすぎて自壊しないように」とのこと。  武器を好きなように呼び出すことができる。これは魔女とかそういったこととは無関係な能力だが、魔法との結びつきによってなされる。  様々な戦乱の世を、様々な国を転々として生きてきた彼女だが、その中で度々迫害されることがあり、この能力は自己防衛に大変役立ったらしい。実際、極めてシンプルながら強力であり、現状校内最強の戦闘員となっているエリアス曰く、「彼女とまともにやり合うには僕が3人は要る」とのこと。バトル時空の校長先生は伊達ではない。  一般的な校長先生のイメージではおばあさんみたいな感じになるが、本作の校長はお姉さんに近い。
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