アイリア・トレーツ

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アイリア・トレーツ

 生まれついての魔法の天才である少女。舞台となっている魔法世界において、誰もが魔法は使えるものの殆どの人間が生活に少し応用できる程度であり、彼女の両親もそんなごく普通の人間。攻撃に使えるほど純度もパワーも大きい魔法は通常、遺伝的な能力の高さや血の滲むような努力が必要である。  しかしアイリアはごく普通の生まれに、努力の努の字も知らない幼少の頃から、オリジナルの高威力魔法を使えた。この魔法は「リベーラ」と名がつけられており、未だに愛用中、成長中。  国立魔法高校は学校のような顔をしておきながら、実質的にはアプフェルドルン校長を主とした者達による研究機関であるため、寮を利用するのと合わせてそれなりの学費がかかる。しかし、収入がごく普通の家庭並み(もしかしたら少し貧乏な方かもしれないくらい)、超成績優秀というのもあって全額免除となっている。  背が結構高い方。物語開始時点(15歳9ヶ月)で既に172cm、まだ伸び続けている。一方でバストやヒップに目立った成長があまり見られない。そのことを「男の子みたいな発育」だとかなり気にしているところがある。そのため、自分より背が高い上にグラマラスな体型をしている校長に常に嫉妬している。何を食べたらああなるのかと思い、校長の食事風景を見ようとしているらしいが、未だに観測できていない。 【追記修正】  天才である理由は、第7の魔女「イーリアス」が彼女であるからに他ならない。闇魔法を使えるのは魔女のみで、アイリアはその使用をかなり躊躇しているが、だんだんと躊躇が無くなっているように見える。  物語開始時点での年月齢修正。誕生日を1月にして本編を進めてしまったので変更。  国立魔法高校は9月入学である。
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