異常は日常の中に

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異常は日常の中に

1か月前 皆自分の仕事をしてて、書類をする音と、ペンの走る音、パソコンの入力音が生徒会室を支配してた。 和「おい桜、急なんだが今から転校生を迎えに行け」 桜「はぁ?今何してるか分からないんですか?目が無いんですか?しかもなぜ今?口も無くなったんですか??」 豪(また始まったよ) そんな感じで普段どうり生徒会室で言い合いを聞いてた。 言い合いの結果副会長は転校生を迎えに行ったんだ。 そこまでは別になんの問題もなかったんだ。 その後からおかしくなったんだ 迎えに行ったあとの副会長の様子明らかにがおかしかった。 桜「♪♪」 和「桜、気持ち悪いぞ?何科に行くんだ?いい医者紹介するぞ?」 桜「ご心配なく♪」 豪(怖、) 龍「さくちゃん何かいい事あったのー?」 方槍先輩の一言に一千琉先輩は待ってましたとばかりに瞳を輝かせて話し始めた。 どうやら転校生が副会長の笑顔に気づいて、「なにか辛いことでもあったのか」と、聞いてきて気に入ったらしい 正直僕は副会長の愛想笑いなんて全校生徒が気づいていることだろうし、なんなら初対面でそんなこと言うなんて失礼だなと思った。 豪(一千琉先輩は変態だな…) だが先輩たちは違ったようで昼ごはんの時食堂に行ってその転校生に会うという話をしていた。 僕は人見知りなので断ったのだ、 佐々木先輩も用事があるらしく断っていたな。 だが、それがいけなかったらしい 何としてもついて行くか、止めるべきだったのかもしれない。 食堂で副会長が転校生に絡んで、龍央先輩は転校生に「セフレなんてやめて自分とともだちになろう」と言われ面白いからとその場でセフレ全員に「もうヤらない」宣言をした。そして最後に会長が転校生にキスをして抵抗してきた転校生を気に入り食堂で転校生は俺のもの宣言をしたらしい、 「全く何をしているんだろう」と思うが。 その日を境に佐々木先輩以外のみんなが来なくなった。 しかも聞いた話では声は馬鹿でかくて名前を教えたらもう親友しかも美形好きらしい 豪(そんないい子だったのかな…いい子だとしても自分の仕事を放り投げるなんて、やっぱり人は簡単に信用しちゃいけないな………) 哉「豪…豪…」 豪「!、はい!」 ボーとしていて、先輩が来たのに気づかなかった 哉「豪、大丈夫?」 ぎゅう 佐々木先輩は僕のことを心配してくれたのか後ろから抱きしめてくれた 豪(温かいな…) 哉「豪?」 豪「は!はい、ありがとうございます佐々木先輩」 先輩に心配をかける訳にはいかないから精一杯笑ったら先輩も笑い返してくれた 哉「お茶、持っていこ」 豪「はい、そうしましょうか」 結局その日は先輩とお茶を飲んで書類仕事をして、終わらなかったパソコンを使う仕事を自分のパソコンにデータを送って持ち帰った 豪「あ、これ風紀に持ってかないといけないやつじゃん…」
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