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非日常も逆を返せば日常
地元の高校に行くはずだったのに、父さん母さんが人見知りを治しなさいて、言ってきて、
「なんでこうなる?」て、思ってたのが3ヶ月前のこと。
今はたくさんの書類に囲まれている、学生とは…
豪(疲れたな)
豪「佐々木先輩、お茶にします?」
佐々木先輩は作業の手を止めて頷いた
時計を見ると午後3時になっていた
もうかれこれ6時間くらい作業をしていたことになる
豪「用意するんで机の上片付けしてもらっていいですか?」
歩きながら佐々木先輩にそういうと先輩は無言で机を片付け始めた
その間僕はお茶の用意をしていた、
もう現実逃避した過ぎてなんでこうなったのかを考えていた
豪(1か月前までは普通に皆いたのにな、佐々木先輩もそのうちアイツのとこ行くのかな?)
行っちゃったら仕事回らないし
豪「…寂しいな。」
原因は季節外れの転校生のせい
豪(たった1人の生徒のせいでこんな苦しんでるんだよな)
豪「馬鹿らし…」
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