-序章-

40/61
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
40 レッサーデーモンに当たった玉は、その場に落ちただけだった。奴は投げつけられた玉をひろうと閉じられていた目に嵌めるが、合わなかったらしく苛立ち紛れに床に叩きつける。 カッッ! 途端に黄色い玉から閃光が走り、貴方は目が眩んでしまった。やがて光が落ち着き目を開けると、レッサーデーモンが血まみれになっている。どうやら異界の生物にとって、致命的な光を封じ込めたアイテムだったようだ。 ただ、奴も傷を負ってはいるものの、その凶悪な力は衰えていないようだ……。 戦え→https://estar.jp/novels/25784782/viewer?page=20
/61ページ

最初のコメントを投稿しよう!