氷の魔王

2/8
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
それから数週間過ぎて、休みの日、 暇だなーっと思って過ごしていたら ゆずがLINEで「今日は休み満喫中」と 伝えてきた。私も休みだし暇だったから 会ってみても良かったのかもと思った。 「私もお休みなの」と伝えてみても 別に特別な反応も無かった。 「会ってみたら良かったね」と 言ってみると「そうだね」だけ。 変な人だなと感じた。 それから数日後に初めて会う約束をした。 むこうは会いたい付き合いたいと言っていた。 余り期待していなかった。 着いたよと言う車は左ハンドルじゃなかった。 あの写真なんだったんだろと。 車に近づいて恐る恐る助手席に乗る…。 「はじめまして!」っと言うゆず君の顔は なんと写真とは別人で… 超絶 い け め ん !!! 急にドキドキしはじめてしまった。 今までタイプじゃないからそっけない対応してた 自分が恥ずかしくなった…。 向こうは私の事期待しまくっていたのか グイグイ来る場面も合った。 けれど実際に会ってみたら氷の様に クールでひんやりとしたイケメンだった。 よく冷えてる表情。そんな凍てつく表情にも ぐっと来てしまう。 アイス…愛すマン! 頭もどうもおかしくなってきたようだ。 冷えすぎて血の巡りが悪くなり脳みそも 狂ってきたのかしら。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!