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沙羅さんと別れた帰り道、遠くにホテルが見える所に車を停めた。
川村の手紙【君にしか頼めない】さっきまで冷たく見えた文字が温かく見えた…。
冷たい職人川村との日々を思いだし声を出して泣いた…。
ひとしきり泣いた後、ホテルを見て誓った。
「川村さん…私、必ずなってみせます!立派なコンシェルジュと言う職人に…」
「○○様いらっしゃいませ」
今日も仁淀川ブルーのカーペットに立ち、お客様に笑顔を届ける私がいる。
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