なゆき六花さん

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4P 『そうつばさにいいつつも、』 平仮名が続くと、読み辛いので、読点を入れるか漢字を使ってください。 「そうつばさに言いつつも、」 妹が小学生なので、平仮名を使用しているのはすごく良いと思いますが、平仮名だけの場合、読点でちゃんと切ってあげないと、続けて読むと訳が分からなくなりがちなので、気を付けて下てください。 『時間通りになれている身体は、胃がきゅっと主張してきた』 この場合は、「身体に」の方が良いです。 『自分はとにかく、つばさには』 「自分はともかく、つばさには」だと思います。 この辺りも文章が細切れで、状況の箇条書きみたいになってしまっていますので、繋げた方が流れが良いようなら、繋げたほうが良いです。 『壁にかかった時計の針を見るとすでに夕飯時を過ぎている。  いつも家族みんなで取る食事も、今日ばかりは二人きりだ。  時間通りになれている身体は、胃がきゅっと主張してきた。  自分はとにかく、つばさには食べさせてあげないと』 「壁にかかった時計の針を見ると、すでに夕飯時を過ぎている。  いつもなら、家族みんなで取る食事も、今日ばかりは二人きりで、  時間通りに慣れている身体に、胃がきゅっと主張してきた。  自分のことはともかく、つばさには食べさせてあげないと」 こんな感じでどうでしょうか。 P5 『スプーンをすくう』 スプーンですくう。もしくはスプーンを使う。 『いつもだったら、パンだけじゃ足りない僕のためにご飯も用意してくれていて、炊飯器の中身はまだたくさんの白米が残っている。』 いつもだったら、というのは、今回は違うという意味なので、今回も炊飯器にご飯が入っているのだから、いつもだったらではないです。 この場合は、いつもと自分の食欲が違うという意味なので、 「いつもだったら、パンだけじゃ足りない僕のために、ご飯も用意してくれているから、炊飯器の中にはたくさんの白米が残っているのだが、今はそんなに食欲もなく、ご飯まではさすがに喉を通らない。」 こんな感じだと思います。 『けれど今はとても喉を通ることは出来なかった。』 これも文章としては少しおかしいと感じました。 「けれど今は、とても喉を通らない」 「けれど今は、とても喉を通りそうになかった」 ではないでしょうか? 次ページへ続きます。
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