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長くなったので改章します。引き続き感想。
小説の書評依頼ではないのですが、今回参加して頂いた空野ふみさんからご質問をいただいたので、こちらに書いておきます。
空野さんの作品が、制服特集に選ばれ、その間は読者が増えたのですが、エブリスタのトップページから、その特集のリンクが消えたと同時に、閲覧数が減ったとのことで、需要のないものを書き続ける必要があるのかと、自問されていらっしゃいます。
それについての僕の見解です。
まず、自作品は、自分が生みだした子供のようなものですから、誰からも読まれなくとも、頑張って完結して欲しいです。
僕はすでに、誰かに読んでもらいたくての小説の執筆はしていないのですが、かつて執筆を始めたころは、せっかくこの世に生み出したものは、やはり誰かに読んでもらいたくてたまりませんでした。
で、どうすれば読者数を増やせるか、いろいろ考えてみたのですが、まぁ、明確な答えはないです。とりあえず面白いものを書いて宣伝して、面白いと思ってもらえたら、読者は必然と増えていくものだからです。
なのですが、コミュニティやサークルに参加して、宣伝をして、とりあえず自分のプロフィールページまで来てもらった読者に、自作品を読んでもらってそのままファンになってもらうには、それなりに工夫は必要だと思います。
特に空野さんの場合、馴染みのないロシア帝国時代の長編歴史小説が一作品しかありませんから、空野さんのプロフィールページに来た読者が、読むべき作品は、それしかないわけです。
中々歴史小説、しかも馴染みのないロシア帝国となると、ハードルが高いと思う読者は多い、というか、ほとんどの読者が読んでくれないような気がします。
そこで、僕なら全くジャンルの違う短編小説を、三作品ほどアップしておきます。
全てジャンルが違えば、その中の一つくらいは、読みに来てくれた読者の嗜好に合うジャンルのものがあるはずだからです。
さらに短編なら、ちょっと目を通しても良いかなと思ってもらえる率も高くなると思います。
そしてその短編が、ちゃんと起承転結が出来ていて、オチもしっかりあったなら、メインの長編も読んでみようと思ってもらえる確率が、大きくアップします。
なぜなら短編のほうが難しいからです。
短いページ数で、世界観を作って、ちゃんと起承転結を作って、オチまで用意出来る技術がある作者だと判断されたなら、この作者が描く長編の世界も読んでみたいと思ってもらえるはずです。
今回参加して頂いた、鯨飲さん、海月三五さん、絵空事さん、にくさん、ゆるさないさん、東里胡さん。
参加者の皆さんは、全員素晴らしかったですが、特にこの六名の方の短編は、抜群に上手いです。
こういう上手い方の作品を読んで参考にして、そういうのを三作品ほどアップしておくと、メインのパティスリー・ペトログラードの閲覧数も伸びると思います。
頑張ってください( *˙ω˙*)و グッ! 応援しておりますよ!
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