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安木庵さん
ぱられる
https://estar.jp/novels/25812977
これはですねぇ、最初の台詞「え、あれ」が出て来るまでで、かなり本格的な文学作品だと読者に伝わります。
とうことは、残念ながらエブリスタでは、あまり人気にならない作品ということになってしまうのです。
僕も含めてなんですけど、エブリスタの読者って、本当にこういうのを読んでくれないんですよね。
(;´・ω・)難しい文章が苦手なんですよ。
こういった作品で栞を増やそうと思ったら、とりあえず行間を開けて読み易くすることと、難しい単語や言い回しを減らすことです。
集っていた。項垂れている。朧げに捉えている。気怠げに。
こういう言い回しとか、ルビがないと読めない単語とかですね。
一文ずつ丁寧に読んでいくと、まぁ文学作品としては、読みごたえがあって良い感じなのですが、惜しむらくもエブリスタでは好まれない仕様です。
短編なので仕方のないことではあるのですが、始まってすぐに、現在に至るまでの過去の回想説明もまずいかもしれないです。
エブリスタで栞を増やすには、まず最初の3ページで、読者にこの先どうなるの? と思わせるイベントを発生させる必要があるので、ここで過去から現在に至るまでの説明をすると、読者は先を読んでくれないのです。
なので、雑賀が尾木野を突き飛ばすところを先に持ってきた方が、良いかもしれません。
とはいえ、本作は6ページという短編ですから、それをやってもあまり意味はないかもしれないです。
エブリスタの中のマイノリティ派で、こういう作品が好きな読者だったら、栞は増えると思いますが、そう言う人って本当に少ないと思います。
P4
雑賀は尾木野の何もかもを嫌う同様に自分の何もかもを愛していなかった。
読点が無いこともあって、この意味がよく分かりませんでした。
何もかもを嫌い、同様に自分の……ですかね?
ここ以外は特に分かり辛いところもないですし、二人の掛け合いも良い感じに書けていて、素晴らしい作品だと思います。
本作は6ページまでの短編で、なおかつ少し世界観が暗いので、エブリスタでは読まれづらいですが、良い作品だと思うので、他の作品にも期待が持てると思っています。執筆頑張ってください。
(*´ω`*)
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