208人が本棚に入れています
本棚に追加
みたらし屋さん
ハルジオンな君に
https://estar.jp/novels/25832120
いわゆるラブコメというジャンルの作品ですね。
行間もあって読み易く、テンポも良くて、読んで楽しい作品ではあります。
が、しかし……。
書き出しで、主人公が朝起きて、登校途中で主要キャラたちに会って、読者にそのキャラの紹介をして……。そして主人公は、お金持ち学校に通う貧乏キャラで……。
残念ながら、ありがち過ぎて、目の肥えた読者を取り込むには至らない気がします。
こういうベタな設定でも、読者がつかないことはありませんが、みたらし屋さんはこの作品しかアップしていませんので、みたらし屋さんのところに訪問した読者は、本作しか読む作品がありませんから、この作品を読むわけです。
という状況になった時に、最初の3ページがつまらないと、読者は先を読んでくれませんから、最初のページが、プロローグっぽいけどよく意味が分からなくて、2ページ目で目覚ましに起こされて、3ページ目で登校途中に友達と会って……では、正直弱いと思いました。
こういう系等のカテゴリーは、読者を惹きつけるインパクトが大事なので、思い切って11ページのシーンから始めても良いのではと思います。
あと、10ページの人物紹介は必要ないです。この程度の紹介なら、作中の中で話の流れを切らずに読者に伝えることが可能ですし、そうするべきだと思います。
これも、地の文で出すより、キャラに喋らせると、よりスマートに読者に伝えることが出来ます。
例えば
「やっぱり凪咲はショートの茶髪が似合ってるよ。瞳の色と同じ茶色」
杏樹が微笑む。
とか、
「オマエって成績は優秀だけど、言動が一々残念だよな」
燐がクスッと笑った。
みたいな感じです。
P28
本文が何もないです。
小説の形態としては「ww」とか、☆のような記号は使わないのですが、ラブコメとかギャグのカテゴリーだけは使っても支障ありません。
この作品は、会話のテンポとか、主人公の脳内の台詞がとても面白いのですが、なぜかエブリスタでは、ラブコメってあんまり人気にならないので、期待する程しおりは入らないと思います。
しかしながら、みたらし屋さんは他に公開作品がないので、とりあえずこの作品を完結させて頂きたいです。
初作品から人気になる作品は中々ないので、最初は完結作品をたくさん書いて、書くことに慣れることが大切だと思います。
引き続きの更新頑張ってください。( *˙ω˙*)و グッ!
最初のコメントを投稿しよう!