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市橋千九郎さん
掘った芋いじるな
https://estar.jp/novels/25847706
これは、いわゆるジョン万次郎英語を、テーマにした作品ですね。
掘った芋いじるな。とか、凍る藁。とか、大昔に実際にアメリカ人に通じるか？ みたいなのをテレビでやってるのを観た記憶があります。
さて本作ですが、現代社会の主人公（作者）が、幕末当時のことを、語り口調で解説する書き方で、とても面白いです。特に一番最後の「知らんけど」という、大阪のオバちゃんの常套句をオチに持ってきたのが、すごく良いです。
まぁ、１ページの短編なので、特に栞を増やすアドバイスは差し上げられませんが、気になったところを挙げて行きます。
いきなり江戸「に」向けてやって来た。 脱字です。
ダンビラ「を」振り回す奴が出て来る始末だ。 脱字です。
「メリケン「の」方言で、『今、何時じゃ？』ゆう事らしい。」 脱字です。
「何時？」という時間を尋ねる言葉は、明治になってからのことで、江戸時代は「何の刻？」とかじゃないかと思います。
１ページの短編ですから、指摘出来るところもあまりないので、このくらいにしておきます。とても楽しい作品でした。
(*´∀｀)ノ■はい、チョコ
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