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本題に戻ります。
自分が書きたいものを書いて、それが人気になれば、こんなに幸せなことはないでしょう。
でも、中々難しいです。
そこで少しでも多くの栞を増やすために、少しだけ勉強が必要になってきます。
傾向と対策というやつです。
僕は投稿小説サイトで栞を増やす行為は、釣り堀の魚釣りに例えれると思うのです。
イワシ1000匹とサバ1000匹とマグロ2匹が泳いでいる生け簀に、アジの活き餌をつけた針を垂らしたところで、その釣り人は2002匹もいる魚のうち、2匹しか釣ることは出来ないでしょう。
これを例えば現代ファンタジーというジャンルに当てはめてみます。
ここで多数を占める読者層は、若い女性だと僕は思っています。
ということは、彼女たち(魚)を釣るためには、感情移入させやすいように、主人公は若い女の子にする。
さらにイケメンの相方を登場させる。ということが必要になります。
この場合、パターンは大きく分けて二つ。
相方が人間で、一緒に妖と対峙するもの。例としては映画ディスティニー鎌倉物語。
この作品の高畑充希ちゃんは、主人公ではありませんが、こういう内容と言う意味です。
もう一つは、相方が妖の場合。例としてはアニメの犬夜叉です。かごめちゃんが、井戸で移動して異世界に行き犬夜叉と一緒に……という話です。
犬夜叉がイケメン枠かと問われると、言葉に詰まりますが、まぁ、こういう内容という意味です。
今このカテゴリーのランキング上位で、書籍化もされた、僕の友人の桜瀬ひなさんのヤツも、不良神主と巫女さんが……。という内容です。
なので、このカテゴリーでは、妖の子供が主人公で、人間界に出て来て……。みたいな話を書いても、そんなに栞が伸びないのです。
こういうのでも、良い話はいっぱいあるんですけどねぇ……。
良い作品だからといって、人気になるわけではなく、文学的には駄作であっても、対象読者層の嗜好に合えば、栞が増えるのです。
って書いたら、ご本人からペコメが入りました(;^ω^)
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