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コミカライズは、他にない独創的で面白い設定や、ネタがつくれたら、文章やエンディングまでのオチは、実はそんなに関係ありません。
生贄投票にコミカライズの話が来たときは、まだ書き始めたばかりの、一回目の投票さえ済んでなく、当然誰一人死んでいない時でした。
つまり、全貌がどうとかは関係なく、漫画になったら面白そうだと思われたら、それでOKなのですが、書籍化の場合はそうはいきません。
ちゃんと物語として成立していないと、お声がかからないからです。
そういう意味では、千冬先生や桜瀬ひな先生は凄いですよね。
あの二人は、世界観を作るのが抜群に上手いんですよ。事細かな舞台設定の描写なんてどこにも書いてないのに、頭の中に映像が浮かんでくるんですよね。
で、気がつくと、物語りの中に惹き込まれている。
まぁ、あの二人の作品を読めば、書籍作家になるのに、誤字脱字のない国語の能力だとか、そんなものは必要ないことがよく分かりますよね。
いかに魅力的なキャラを生み出せるか、どっぷりと嵌まり込ませる世界観を作れるか。そこに尽きると思います。
そうなると、やっぱり長編小説になるので、例え長編小説を何作か書いていたとしても、毎回妄想コンテストに参加していると、短編ばかりがプロフのTOPに挙がってしまうので、尚且つ固定作品も短編だと、書籍化のお呼びがかからないのです。
例えば短編ばかりでシリーズ設定しているクリエイターさんがいたとしても、探しに来た編集者が、「まとめて表示」をONにしてくれないと、意味がないのでね……。
僕が、妄想コンテストに毎回参加していると、書籍化やコミカライズは声が掛かりにくいと思っているのは、こういう理由からです。
ただ、毎回妄想コンテストに参加して、自分の作品リストが短編だらけになっても、探しに来た編集者さんに見つけてもらう方法もあるにはあります。
お薦めは、海月三五さんみたいに、固定コメントにお薦めを三作品くらい貼る方法です。
https://estar.jp/users/348342126
ただ、この方法は、彼女のオリジナルなので、真似をする場合使用料が発生する可能性があるのでご注意ください。
ちなみにその使用料の振り込み口座は、ワタクシの預金通帳ですので、よろしくお願い致します。
(・∀・)ニヤニヤ
ということで、結論。
書籍化、コミカライズを狙っているクリエイターの皆様は、妄想コンテストよりも、面白い長編を書く方を優先する方が良いと思います。
するとある日、こんなメールが運営から来ます。頑張ってください。
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