おふとあさひさん

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まず、カテゴリーを現代ファンタジーにします。 そうなると、リアリティより、幻想の世界感が優先になるので、書き出しの舞台設定は病院ではなくなります。 ------------------------------------- 何でこんなことになったのだろう……。 薄れゆく意識の中で、須藤沙羅はたった今自分の身に降りかかった出来事を整理していた。 さっきまで身体のあちこちが痛くて、いっそのこと早く死にたいと思っていたけど、おそらくドーパミンだか、エンドルフィンだか、よく分からないけど、痛みをマヒさせる物質が大量に脳内に分泌されているに違いない。 今はほとんど何の感覚もなかった。こんな経験は、25年間も生きて来て初めてのことだ。 で、 悔しくないかって言われれば~~ ~~猫の鳴き声が聴こえる。 で、ここから病室ではなく、路上のままで続けます。 遠のく意識の中、幻聴まで聞こえ始めた。 いよいよこれで、この世界とはお別れのようだ。 自然と涙が溢れて、そして零れたと思ったら、何かがそれを舐め始めた。 ――気がつくと、私は、私の顔を舐めていた。 地面に横たわる、ショートボブを栗毛色に染めた髪に、夜の街に繰り出すときにしていた、鼻筋を通す厚い化粧。 真っ青な顔をしていて、血の気は失せているようだけど、間違いなく、それは……私だった。 現代ファンタジーなので、死にそうな患者を猫に脳内転送させるというSF要素はいりません。 で、後は「何で猫になったの?」と、訳が分からないまま話が進んで行き、野良猫に襲われて、自分のハンドバッグを咥えてその場から逃走した後、P11の第2章へ続いて行きます。 女の子が主人公の作品ですから、たとえ妖は出て来なくとも、それなりに現代ファンタジー好きの若い女性の栞を見込めると思います。 ただ、医師からジャマイカの服は貰えないので、青木くんからプレゼントしてもらってください。 おそらく今後の展開として、三橋コウジの絡みで自分を殺した犯人と対峙していくのだと思いますが、そこを含めて先に期待が持てる作品ですから、今のままで埋もれさせるよりは、思い切ってシフトチェンジを検討してみては如何でしょうか? まぁ、物語りの設定を上記のようにするだけでも、今より栞は増えると思いますが、最初に新作ピックアップを拾ってもらう為に、一回破棄して、新たに新作として書いた方がより栞は増えると思いますよ。 もし、そうするのでしたら、そちらにもレビューは入れさせてもらうので、ご連絡ください。 ペコリ((。´・ω・)。´_ _)) とりあえずSF以外で人気作家になれば、その後SF作家に戻っても、ある程度の読者はついて来てくれますので、J・K・ローリングを目指すのでしたら、今は急がば回れだと思います。 頑張ってください( *˙ω˙*)و グッ!
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