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キドさん
時雨の境
https://estar.jp/novels/25785616
まず、本作は特集に選ばれていますし、貰っているレビューも高評価ですから、期待してページを捲らせてもらいました。
で、最初のページにメインキャラクターが描かれているので、すごくイメージがしやすくてとても良いと思いながら、さらにページを捲らせてもらいました。
が、しかし。
主人公の画が、学生服っぽいので、そのイメージで読み進めると、タバコを吸うのに違和感を覚えました。
主人公の画を、タバコを吸っている画に差し替えて貰うと、最初から違和感なくイメージ出来ると思います。
で、問題の内容はですねぇ、確かにレビュー通り、良いんですよ。凄く良い。
蟲師という漫画があるんですけど、何となくその漫画が頭の中に浮かんだんですよね。
設定も良いし、同時に別の男の子供を、二卵性双生児として身籠るという案も、良く考えついたなぁと、感心しました。素晴らしいです。
ただ……他の方のレビューの通り、表現が文学的で読みごたえがあって……。
と書くと、この作品がエブリスタでウケない理由が分かりますよね。
勘違いされる方がいるので、ハッキリ書きますが、他所のサイトのことは知りません。あくまでもエブリスタで栞を増やす方法です。
(;^ω^) ということで、他の作品の書評でも散々言ってるんですけどね。
エブリスタで栞を増やしたいのでしたら、対象読者に寄せないとダメなんですよ。
この作品くらい舞台設定とストーリーがしっかりしていれば、ターゲット読者層に感情移入させるだけで、特集に選ばれた段階で、宣伝なんてしなくても、自然とそれなりに栞は増えていくと思うのです。
で、現代ファンタジーについては、このエッセイの17ページに書いていますが、それも含めてなんですけどね。
その前に、エブリスタを代表する現代ファンタジーの書籍作家である、桜瀬ひな先生と、千冬先生の作品を10ページずつ読んで、行間スペースと、１ページの文字数、及び使用されている漢字を確認したうえで、本作の行間スペース、１ページの文字数と、使用されている漢字を確認してみてください。
桜瀬ひな先生
https://estar.jp/novels/24802382?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=viewer
千冬先生
https://estar.jp/novels/24300916?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=viewer
エブリスタで人気になった現代ファンタジーの二作品と、ご自身の作品を見比べて頂けたなら、なぜキドさんの書いた舞台設定も面白く、キャラも魅力的なこの作品に栞が入らないか、理解出来たと思います。
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