チロさん

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チロさん

https://estar.jp/novels/25764845 参加有難うございます。早速ですが、「正義」という作品。 まず最初がおかしいです。見知らぬ人物を呼び止めて、どんな用事で入国したのか?と問う門番が、観光と答えられて、お引止めしてすみません、なんて謝らないでしょう? 彼は門番と言う職務を忠実にこなしているのですから。 その後の文で、地の文の間に「私たちの国を~」という会話文を挟んでいるのはやめた方が良いです。 理由は僕の「生贄投票の作者が。。。」の8ページに書いてあります。 この文体でやるのなら、4ページの最初は、もう少し改行を入れて読み易くした方が良いです。 この門の近くに【ある】剣と天秤を持った……。脱字です。 門番然り、道案内のお爺さん然り、オチの正義に対する前フリというのは読み終われば分かるのですが、この書き出しだとそのオチまで読んでもらえるか疑問です。 お爺さんが正義の名のもとに、旅人に親切なのを表現するために、この会話が長くなっているのは分かるのですが、読者はオチを知らずに読んでいるので、もう少し短くしないと、間延びした印象を受けてしまいます。 同じ理由で宿屋の女将さんとの会話も、淡々と無駄に長く感じます。おそらくこの辺りまで読んでくれる読者は、かなり少なくなっています。 正義のために……。というテーマは非常に良いと思うので、オチに至るまでの展開を、もう少しリアルな描写や、会話にしてやった方が良いと思いました。 「愚か者」 最初に相席した男の言葉遣いが少し荒いと感じたので、昔話をする言葉遣いが丁寧過ぎて、少し違和感を感じました。 この作品も、会話と描写(特に王子に刺されるシーン)がリアルじゃないです。 「よくできた景色」 24P ヘルメット型の機会【機械】誤字です。 この作品は良いと思います。ただ、一か所。 「景色を作ろうとは思わなかったんですか」より、「作ろうと思わないのですか」の方がしっくりきます。 全体に面白い作品なので、もう少し臨場感や、会話のリアリティを心がければ、栞は増えると思います。 星新一先生の作品を思い出させてくれる作品で、もう少し丁寧な描写や、会話を心がければ、人気は出ると思います。 言い忘れていましたが、短編集と書いていないので、1ページ目がタイトルだけで、2ページ目に「正義」と書いてあって、ストーリーか始まったので、最初の「正義」を読み終わるまで、短編集のタイトルが「旅」であることに、気がつきませんでした。 なので、1ページ目に、ちょっとした。文章をいれた方が良いと思います。例えば、旅人が訪れた先に待っている、様々な世界へようこそ。 とか、旅人が訪れる不思議な世界の数々を、ご堪能ください。とか 応援しておりますので、頑張ってくださいね。(*´ω`*)
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