今野 綾さん

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このエッセイのスター特典で、書き出しでやってはいけない三つのことというのを書いていますが、本作はその一つをガッツリやっちゃっています。 エブリスタで読まれたいなら、絶対にやめた方が良いのですが、ナツイチとかその他のコンテストなら、ある程度は問題ないのかもしれません。 ただ、本作は子供の頃の生い立ちから、現在までをずっとやっていますから、これはいくらなんでも長過ぎるのではないかと思いました。 最初のプロローグだけなら、まぁ許容範囲ですけど、物語りはやはり、現在進行形から入るべきで、過去から現在に至るまでの回想を、長々とやっている作品を、僕は読みたいとは思いません。 まず、現在の話から始めて、随所で過去の回想シーンは出して行くべきだと思います。 まぁ、僕は文学作品を読まないので、こういうものなのかもしれないのですが、キャラ同士の絡みも、あまり生きてないというか……。 もう少し文学寄りではなく、携帯小説寄りにした方が、ドラマ仕立てでキャラが立って面白いのに、残念だというのが僕の個人的な見解です。 本作には愛ちゃんみたいな魅力的なキャラがたくさん出て来るのに、今の状態ではその魅力が活かされていないと感じてしまいます。 もっとも、ナツイチの審査員に有効かどうかは分かりませんけどね。 ナツイチの応募要項が10万文字~15万文字で、現在の形状だとページ数が足りていませんから、その辺りを差し込んでは如何でしょうか? ちょっとページを変えます。
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