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次に表紙とタイトルですかね。
タイトルはまぁ、レモンピールだけだと、何の話か分からないということで、サブタイトルをつけているのでしょうが。
僕個人の意見としては、逆にサブタイトルが長すぎて、サブタイトルで内容を説明されれているような鬱陶しさを感じました。
もっともこれは、僕の個人的な感覚で、一般的にはどうかは分かりません。
あらすじは、逆にこれくらいで丁度良いのかなぁと思いました。
次に書き出しなんですけど、突然主人公を襲う交通事故のシーン。
この物語のカギになる、大事なプロローグではあるんですけど、読者からすると、初見でまだ何一つ知らない見ず知らずの男が、突然事故って終わり。
で、六年前に戻ったところから物語が始まるので、インパクトのあるシーンだった割には、記憶に残りづらい感じになっています。
後半まで読んでもらった読者には、「あっ、そういえば書き出しが事故のシーンだった!」と、思い出して「おおおおお!」となるのですが、とりあえず数ページななめ読みをして、面白そうなら先まで読んでみようと思っている読者には、もう少し拓磨のことやそれを取り巻く舞台設定なんかを出してもいいのかなぁと思いました。
次にとりあえず、読んで気になったところを挙げていきます。
ラノベの作法でいうと、記号は偶数個で使用するのですが、無理にそこに拘る必要は無いと思います。
ただし、P2
―逆走
P4
―他に好きな男ができたって?勝手にしろ。
こういう使い方をすると、読者が漢数字の一と間違わないまでも紛らわしいので、「―」この記号に関しては、2個使った方が良いです。
――逆走
――他に好きな男ができたって?勝手にしろ。
こうすると、漢数字の一と似ているという紛らわしさがないので、スムーズに読むことが出来ます。
頻繁に「―」これを使っているので、直してあげた方が、読者に対して親切だと思いますよ。
ページを変えます。
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