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P109からこの物語の見どころとなる、エンディングシーンになるのですが、プロローグとP109。
同じシーンなのに、台詞が違うんですけど。まぁ、問題はないんでしょうが、オジサンちょっとこういうところ、気になっちゃったもんだから……。
(;^ω^)まぁ、これに関しては、無理に直す必要はないと思います。
P112「それから」の章。
ここから成美の、2022年現在の近況報告が始まっていきます。
で、まぁ、読者に対して、起きたことを拾い上げて報告しているのだから、箇条書きみたいになりがちではあるのですが、P116のアウディを買った辺りの件から文末が、~~た。
と、「た」で揃っているので、少し「う段」もしくは「だ」を使った方が良いでしょう。
気に入っている。
買った。
節約していたのである。
手を出したのだ。
持ってきていた。
みたいな感じでしょうか。
P118
ここでは成美の近況報告なので、婚約者ではなく、元夫とかの方が分かりやすいです。
婚約者という言葉があると、過去の回想であることを忘れて、一瞬「えっ、成美ちゃん。新しい彼氏が出来て婚約したの?」と混乱を招きかねません。
本作のように過去と現在を行ったり来たりする作品の場合は特に、常に読者が迷わないような配慮を心掛けるべきだと思います。
P127
夫の名前も妻の名前も「ナルミ」と書かれた婚姻届けを見て、役者の人がちょっとびっくりした顔になってましたけど……。
僕のいとこ、夫が「誠」で妻が「真琴」の「マコト」夫妻なんですよ。
(。´・ω・)ん? どうでもいい?
ι(*`Д´*)ノ す、い、ま、せ、ん、で、し、た!
ということで、総評。
読み物としては、とても面白い作品でした。
僕が書いても、エンディングはあの二人を結婚させると思うし、大半の読者もそう願っていて、エンディングには満足したと思います。
でも、こういう回想ばっかりの作品っていうのは、どうしても状況の説明ばっかりになりがちなので、エブリスタでは読まれないんですよね。
全編通して説明っぽくなってしまっているので、そこが残念です。
これはですねぇ、ドラマで言うと、役者が演じているシーンが短くて、ナレーションがやたら長い状態ということです。
なので、エブリスタで読者を増やしたいのであれば、過去の回想であっても、そのシーンはナレーション仕立てにしないで、キャラクターに演じさせるようにしてください。
頑張ってくださいね。(*‘∀‘)ノ■ ハイ、チョコ
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