福音さん

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次のページは、終盤に向かう為のつなぎですね。 文字数制限があるので、多くのエピソードをいれることが出来ないので、この繋ぎのページは良いと思うのですが、 途中からは眠くなくなりちゃんと家を出て、感謝もきちんと伝えられた。 この文章の意味が分かりません。 特にこの文章は必要ではないと思うので、会いたかった人みんなに、きちんと感謝も伝えられた。で、良いと思います。 「いい、いつまでも待っていたんだから、もっと遅く来れば良かったのに」 いつまでも待っているんだから。もしくは、いつまででも待っていてやるんだから。だと思います。 ぶっきらぼうになっちゃって! この「!」も無い方が良いです。 で、次のページなんですけど。 「楽しかったですか?」 「…あぁ、」 「お前は!」 どれが誰の台詞か分かりません。 会話の場合、基本的に地の文を挿まない時は、喋るのは交互です。 「楽しかったですか?」 この喋り方は主人公の喋り方で、正幸の物ではありません。 正幸の台詞なら「楽しかったか?」もしくは「楽しかったかい?」となるはずだからです。 となると、順番的に、次の「…あぁ、」が、正幸の台詞で「お前は!」が主人公の台詞になります。 主人公のキャラ的に、亡くなっている夫に向かって「お前は!」なんて言わないはずなので、この台詞も正幸の台詞と言うことになります。 なので、「…あぁ、」と「お前は!」の間に、主人公の台詞、もしくは地の文章を挿んでください。 あと、この「お前は!」も、怒鳴っているような台詞になってしまうのでここでは「お前は?」という疑問文にする方が良いでしょう。 口を挟まないでおやりったら! この場合の「!」は正解です。 そして最後の7ページなんですけどね。 このページの簡素な纏め方によって、読者が読後の余韻に浸ることが出来るので、実に素晴らしいと思いました。 最後のここを、ごちゃごちゃやりたくなりがちなんですけど、この短い文章四行で納めたのは見事です。 福音さんの作品は、他も読ませて頂いたのですが、ストーリーはどれも良いので、もっと地の文での状況や風景の描写や、キャラクターの仕種を入れて、読者に映像で観てもらえるようにすることと、もう少し長い話を作って、宣伝しまくっていけば、自然と読者は増えていくと思います。 ( *˙ω˙*)و 頑張ってください。
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