ユカヲさん

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さらに次の章で、実は御曹司の方も、蒐集している大好きなキャラに主人公が似ていて、惹かれていたという仕掛けもあって、読者の期待はかなり大きくなると思います。 ただ、そのまま二人の関係を発展させる方向にもって行けばいいのに、主人公のお母さんが亡くなった(くだり)だったり、おばあちゃんが亡くなる(くだり)と、結局主人公の過去の紹介になってしまっているので、この辺りはバッサリ切っていいと思います。 もちろん現在の主人公の礎を築く出来事だったわけですから、本作中に必要なシーンではありますが、このタイミングではないです。 こういうのは映画のカット割りみたいに考えてください。 主人公の子供時代から始まって、大人までを描く物語なら良いのですが、本作は現在の主人公が、現在進行形で恋愛をしていく物語ですから、順を追って幼少期からの出来事を明かしていくと、現在進行しているシーンまでの文字数が多すぎて、読者的にはさっさと御曹司とどうなるのかを読ませてくれよ! ってなりませんかね? ある程度御曹司との関係を勧めてから、御曹司に対して何かしらの行動をとったとき、実は主人公がこういう行動をとるのは、で、母親が亡くなったシーンだったり、おばあちゃんが亡くなったシーンを差し込むべきだと思います。 ページを変えます。
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