月虹うたげさん

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読者に主人公が女性であることを理解してもらえたなら、先ほどのページで紹介した、 近づいてみると扉の向こう側から、かすかに先ほどの美しい旋律が聞こえた。『しかし』不思議なことに、先ほど聞いた男の人ではなくちゃんとした音源らしかった。 『しかし』を「でも」「けれど」に変えたほうが良いです。 ジェンダーレスの時代ではありますが、読者の頭の中のイメージでは、まだまだ男性的な言葉、女性的な言葉というのは存在しています。 女性視点の一人称小説では、「だが」「しかし」ではなく、「けど」「でも」「だって」を使いましょう。 あと、一人称小説なので、地の文は受け身で書いてください。例えば P5 延々としゃべり続けた。→延々としゃべり続けてきた。 P10 ルークがその手紙を手渡す。→ その手紙を手渡してくる。 みたいな感じです。 P4 そ♪ 眠っている王子様の呪いを P4 敵キャラだろ♪ P5 これは、俺の願掛けな♪ ♪の記号。これ一発で、読者は萎えます。絶対に使わないでください。 MAGIGOさんっていう方が、レビューで指摘してくださっているにも関わらず直していませんよね? 誰かがおかしいと指摘したところを、素直に直すことが出来ないのでしたら、小説家にはなれません。もし、本気で小説家を目指しているのでしたら、人から言われたことは、すぐに作品に反映させてください。 まぁ、正直に言うと、全ページにツッコみどころがあるのですが、全ページやるとものすごく長くなってしまうので、一番大事なことだけ。 P9 でようやく主人公の名前が、アズであることが分かりますが、なぜかここから部分的に三人称が混じります。 P9 アズはごくりと息をのんだ。 P10 アズにとてつもない不安感を与えた。 P10 そんなアズの不信げな態度を P10 アズは驚いて口を抑え(押え)た。←誤字 P11 アズを睨みつける 等々、『アズ』の部分を、全て『私』に変えてください。 一人称と三人称が混在すると、読者は迷ってしまいます。これは飲酒運転で、一発免停になるくらいダメなやつです。 P13 本文が入っていません。白紙です。 本作は、ゲームのような舞台設定で、場面転換が多く、面白い反面、少し分かりづらいところがあります。 深渕財閥が倒産する辺りから面白くなるのですが、おそらくそこまで読んでくれる読者は、そう多くないと思います。 最初のページで、主人公のキャラクターを読者に伝えて(がっつり書き込むのはNG)感情移入をしてもらい、 ページの文字数を300~400文字にするだけでも、もう少し先まで読んでもらえるようになるのではないかと思います。 更新頑張ってください。( *˙ω˙*)و グッ!
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