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ストーリーも中盤以降は面白くなっていくのですが、少しよく分からないところもあります。
まず、僕が(僕だけかもしれませんが)よく分からなかったのは、コツバメのことです。
彼女は母親に虐待されていたのでしょうか?
幼い子が、ネグレクトを受けていても、母親の愛情を求めて家に帰りたがるというのは分かるのですが、コツバメは前世の高名な巫女の記憶があるわけですから、母親の娘という意識よりも、前世の巫女の意識の方が強いのではないでしょうか?
もし、松ノ木さんが現在の記憶のまま、どこかの家に転生して、その母親に殺されそうなほどの虐待を受けていてもなお、その母親のいる家に帰りたいと思いますか?
僕だったら帰らないと思います。なので、なんでコツバメが母の元に帰りたがったのか、よく分からなかったです。
P52
アヅの中に一つ、アズが混在してます。
あと、世界観が古代日本なので、アラビア数字より漢数字の方が雰囲気にあっているような気がしますけど…。
この作品は、アヅミが出て来るくらいから、面白くなってくるので、いかに読者をここまで連れて来るかが問題になります。
なので、思い切って書き出しを直した方が良いでしょう。
コツバメと、木箱取り合戦の辺りも、あまり面白いエピソードに感じなかったので、先に魔術師の話や、よもぎ花粉攻撃の話で読者を掴んでから、コツバメと木箱取り合戦を持ってくる方が良いのではと思いました。
もっとも今からその辺りを直すのは、かなり大変な作業でしょうから、無理にとは言いません。
ただ、いつかこの作品が漫画になる日に向けて、出来ることはしておいた方が良いのではないかと思います。
頑張ってください。(*´ω`*)
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