208人が本棚に入れています
本棚に追加
/437ページ
総評と言うことなんですけどね。
(;´∀`)ランキング1位の作品に、恋愛小説素人のオジサンが、とやかく口を出すのもどうかと思うんですけど……。
せっかく参加してくださったので、忖度無しにオジサン目線で思ったことを、正直に述べます。
気を悪くするかも知れませんが、あくまでも、こういう意見もあるよ。と、言うことで、次回作以降に反映させて頂ければ、幸いです。
まず、ランキング1位の作品と言うことで、かなり期待して読ませて頂いた分、ガッカリ感も大きかったです。
その理由としては、ただ出会って結婚するまでのストーリーで、全く波乱万丈がなかったことです。
例えば、柾に姉がいて、姉を筆頭に柾の家族に交際を反対されていたけど、柾の姉が事故に巻き込まれる等のイベントが発生したのを機に、味方になってくれて、他の家族を説得してくれて結婚できた。とか、逆に月ちゃんの実家が毒親で、金の無心に来たりとか。
後はベタな展開で言うと、ライバルの出現ですよね。
留学中の幼馴染みが帰国してきて、掻き回すとか、そういうのですけど。
何かしらそういう困難を乗り越えて……。が、あっても良かったのかなぁと、思いました。
あとは、月ちゃんなんですけど、凄く可愛いんですよ。
可愛いんですけどね。
父がイケメンで、兄もイケメンで、母は若作りしなくても若く見える童顔であるということを自覚しているのに、
自分が可愛いということに気がついてない、なんてことありますかね?
女の子なら誰だって、思春期の頃に鏡を見て、自分が可愛いか可愛くないか。
どうすれば可愛く見せられるだろうか?とか、思うんじゃないでしょうか?
同窓会で、複数の男子から狙われているくらいの可愛いさなら、学生時代に例え地味子だったとしても、一人や二人の男の子から、告白されてもおかしくはないはずなので、
この歳になるまで、自分の可愛さに気がつかないのは、かなりの違和感でした。
恋愛小説の書籍化された作品というのを読んだことがないので、よく分かっていないのですが、
出会って、エッチして、結婚しました、だけの物語では書籍化は無理な気がするのですよ。
もう少し、何かしらのイベントの発生が不可避な気がします。
あとは、柾SIDEの話が、少し時間が戻り過ぎに感じました。確かに月SIDEで一度あった事柄を、ガッツリ書き込むと、重くなるという狙いは分かるのですが、そのせいか状況説明みたいになってしまっています。
特に、最後の柾SIDEで結構長めの解説的なことをやった後に、エンディングも結婚式に至るまでの近況報告みたいになってしまっているので、感動のラストのはずが、残念ながらオジサン、全く感動出来ませんでした。
(;´∀`)
と、まぁ、色々と批判的なことを書きましたので、気を悪くされたかもしれませんが、せいともさんに書籍作家の仲間入りをしてほしいと思う親心ですので、決して悪意はありません。
ペコリ((。´・ω・)。´_ _)) 言い過ぎてたらご免なさい。
次回作も期待しておりますので、引き続き更新を頑張ってください。
そして一つお願いがあります。
ちょっとページを変えます。
最初のコメントを投稿しよう!