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そして2Pから、メインの本文が始まります。
おそらくこのページの主人公はルクスだと思いますが、何の説明もないので、誰だコイツ? 状態です。
ここは後から追加したページということなので、ご本人はすでに一度、先のページが2Pだったときに、紹介したつもりになっているのかもしれませんが、実際には何の紹介もありません。
なのでこういうときは、最初にちょっと主人公だと分かるような会話を入れると、読者に素性が伝わります。
例えば、
「おいルクス。地面ばっかり見て歩いてると危ねぇぞ! 何だ財布でも落としたのか?」
「うるせぇよ。仕事中だ!」
近所に住んでいる道具屋のオヤジが、いつもの悪態をついてくる。
風が心地良く揺れる昼の街中で、今日も俺は探しモノの魔法を駆使して、前ではなく地面に目を向けていた。
最初にこの一文を挟むだけで、メインキャラがルクスであると伝えることが出来ます。
なにやら、明日開かれるパーティーで必要らしく、使っていない暖炉に朝10頃、文が飛んできた。
これも状況がよく分かりません。
使っていない暖炉の中に、依頼を書いた手紙が、魔法で飛んで煙突から入ってきたとか……。そういう状況でしょうか?
作者は頭の中に映像がありますが、読者は書かれている文字でその状況を理解するしかありませんので、ちゃんと状況を描写してください。
これはねぇ、ファンタジー小説では、本当に大事です。
P3
『それでは、報酬に色をつけてください』
この二重括弧の意味がよく分かりません。別に普通の括弧で良いのではと思いました。
このページは、主人公の強さをアピールする為に差し込まれたということで、その意図は良いと思うのですが、今一つちゃんと伝わっていないような気がします。
もう少し手加減しないと、本気でやったら最強すぎるというアピールをした方が良いです。
ちょっと書いてみますね。
ページを変えます。
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