空野ふみさん

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空野ふみさん

パティスリー・ペトログラード https://estar.jp/novels/25779192 参加有難うございます。 この作品は前にも読ませて頂いたのですが、今回読ませて頂くと、行間が開けてあって、オジサンの目にも優しい仕様に変わっていて有り難たかったです。 空野さんは真摯に僕の意見を取り入れてくださっているので、特別サービスで長めのアドバイスをさせて頂きます。 長いので三回に分けますが、「長げぇよ!」と文句を言わないようにお願い致します。 さて本題、NHKの大河ドラマも、新選組と戦国時代しか視聴率が伸びないと言われている昨今、 歴史カテゴリーでも新選組と戦国時代、海外なら三国志までならなんとか。という状況下で、この作品はロシアの物語りなので、中々栞を増やすことは難しいと思いますが、他サイトではなく、エブリスタで少しでも栞を増やすためのアドバイスを少々させて頂きます。 多分これを言うと、もの凄く叩かれるかも……と、ビクビクしつつ、「じゃあ言うなよ」と言うマチルダ姐さんのツッコミを軽くスルーして書きますが、投稿小説サイトって釣り堀に例えられると思うのですよ。 で、エブリスタという釣り堀で釣れるお魚さんって、その大半がアジとかサバとかイワシなんかの大衆魚なんです。(ごめんなさい例えです。叩かないで) で、そのお魚さんがこの小説を読みに来て、ちょっとこのエサを食べてみようかと捲った最初のページに……。 「静謐」「嘶き」「蹄」「深閑」「演壇」「絨毯」「清冽」と辞書を引かなきゃ読めない文字のオンパレード。 はい、回れ右。 というのが、現在のこの作品の栞数だと思っています。 クレヨンしんちゃんや、妖怪ウォッチを見て喜んでいる小学生に、蟹工船を読ませて面白いか?と聞いたら、何人の子供が面白いと答えてくれることやら……な訳です。(ごめんなさいエブリスタ読者の皆さん叩かないで) 作品としては素晴らしいのですよ。 でも、エブリスタで栞を増やしたいのでしたら、作品のレベルをもう少し下げてあげないと、僕みたいな理解力のない読者は、最初のページでギブアップです。 まぁ、それでも少しでも多くの読者を増やすためのアドバイスをするなら、まずラノベでは絶対に出て来ないような漢字には、すべてルビを振ってあげてください。 あとは、気になったところを挙げて行きます。 まず作品紹介「お話は1913年から~」はいらないです。それよりも、少しぐらい大袈裟でも良いので、魅力的な言葉を書いてください。 ここは書籍本になったときの、帯になる文章だと思ってください。 ここを見た読者が、ちょっと難しい話だけど、最後まで読んでみようと思いたくなるような文章が書けていたら、最初のページを捲って、難しい言葉だらけでも、頑張って最後まで読んでみようと思ってくれるはずです。 もちろんあらすじもです。これ結構な人がやりがちなんですけど「ある少女」とかいうの止めた方が良いです。 変貌の時代に翻弄されながらも、懸命に生きる少女と、青年将校ミハイルの出会い。そして時代の波に引き裂かれる二人の想い。時を越えて生き続ける約束を果たすことは出来るのか。全米が泣いた感動を今あなたに。 これくらい大袈裟に書いても大丈夫です。 とにかく読者の心に訴えかけてください。釣られて読もうと思う読者もいるはずです。 さて、ここからは読んでおかしいところを挙げて行きます。 1P 「一人移動となりましたので、1人加えて」漢数字の一と、数字の1になってます。この文体なら。漢数字に統一した方が良いでしょう。 会話文の一番最初に、「…」とか「―」とか入れない方が良いように思います。特に「―」は意味がよく分かりません。 せっかくの歴史小説なのに、ラブコメみたいになってしまいます。 4P「もっと進んで、この国そのものに馴染むべきなのに。」 「…。」 「―で、どうして士官になられたの?」 ミハイルの視点なので、ミハイルの会話の番に「…。」と、無言なのはおかしいです。僕ならこんな風に書きます。 「もっと進んで、この国そのものに馴染むべきなのに」 そう言われても、返事に困る。うっかり同意してしまえば、皇室への非難と取られかねないのだ。 「で、どうして士官になられたの?」 「はい……。デミトフ家が貴族将校の家でした」 父も、腹違いの兄二人「も」将校だ。因みにここ兄二人「の」になっています。 「それ以外、選ばせてもらえなかったんでしょう?」 「え、ええ……そうですね。そうかもしれません」 「なら貴族軍人じゃなかったら、何をなさりたかったの?」 「えっ……なかったら……ですか?」 皇女であり、部隊の上司である人と会話をしているのだから、一々言葉を選んでいる感じにしてみました。 せっかくの本格的な歴史小説なのだから、台詞にもリアリティを持たせた方が良いと思います。 P5 ミーシャの解説も()でするんじゃなくて、「おーい、ミーシャ!」突然愛称で呼ばれて、ミハイルは立ち止まった。 で充分流れを切らずに、読者に理解してもらえます。 まだまだありますが、長くなりすぎるのでこれくらいにします。 頑張ってください (*‘∀‘)ノ■ ハイ、チョコ
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