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栞を増やすうえで大事なこと、それはもちろん読みに来てくれた読者の心を掴むこと。
コミュニティの掲示板で宣伝をしても、中々読みに来てくれない現状の中、ようやく来てくれた希少な読者には、必ず栞を入れてもらわなければ勿体ないです。
僕もたまに、コミュニティの宣伝投稿に貼られたリンクから、読みに行かせてもらうことがあるのですが、最初のページで「あーーこれは読む価値ないな」とUターンすることが結構あります。
どんなに泣けるエンディングや、あっと驚くどんでん返しや伏線回収が待っていようと、最初の3ページがつまらないと、読者はエンディングまで読んでくれません。
そういう意味でも、最初のページは大事です。
最初のページで、がっつり世界観を書き込んだり、オープニング早々に、現在の状況を説明するために、過去から現在に至るまでの主人公の自己紹介的なことを書いている作品をよく見ます。
しかしながら、がっつり世界観が練り込まれた作品の隅々まで目を通してくれるのは、コアなハイファンタジーファンくらいです。
エブリスタではそういう読者はあまり多くないので、ファンタジーカテゴリーや歴史カテゴリー以外の作品で、栞を増やしたいなら止めた方が良いでしょう。
主人公の細かい紹介も最初のページにはいりません。話の流れのなかで、徐々に出して行った方が良いと思います。
どうしてもというのなら、本文とは別に、キャラの細かい詳細を書いたキャラブックや、舞台設定をガッツリ書き込んだものを作って、スター特典にすると良いと思います。
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