花吹さん

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続きです。 2P 扱えるのであった。だと、自分のことじゃない様に感じるので「扱えるのである。」の方が良くないですか? この辺りが世界観の説明になっているのですが、ファンタジーカテゴリーなので、まぁ問題ないと思いますが、恋カテのファンにはもう少し簡単で良いかもしれません。 例えば、魔導士の家系では魔法を使えるものが多く生まれやすい。までは良いのですが、「だけどそうでない家庭からも生まれることは珍しくなかった。」 ということはですよ。珍しくないということは、逆に言えば、一般家庭からも普通に生れて来るということなので、この(くだり)は全くいらないですよね? 「最も大切なのが血なのである。なぜなら魔導士の家系の方が、魔法を使えるものが生まれて来やすいからである。」 で意味は通じますよね? 次のシーン。 だけど、この世界では魔導士はとても重宝されている。 「だけど」は前の文を否定する言葉なので、ここは「なので」とかの方が良いのではないですか? 次のシーン。 その主な活動場所は……もちろん戦場だ。彼らはたびたび魔族や魔獣との戦いのために狩り出される事になる。多額の報酬がもらえるが、命の保証はどこにもない。 なんだか文章が詰まった印象を受けます。 「「そして」その主な活動場所は……もちろん戦場「である」。彼らはたびたび魔族や魔獣との戦いのために狩り出されていた。それによって多額の報酬がもらえるの「だけれど」、命の保証などどこにもない。」 こんな感じでどうでしょうか? 因みに女の子の視点なので、 「だが」「しかし」「だから」「だけど」「文末に 〇〇〇だ」 は使用しない方が良いです。 「けど」「でも」「なので」「文末は 〇〇〇である」 を使ってください。 男性視点の場合は逆です。 次のシーン。 戦地へと赴くことのだ。「赴くのだ」「赴くことになるのだ」 次のシーン。 どうやらこの霧の中のようね。「突然会話文になっているので、この霧の中みたいだ。」にした方が良いです。 とっくの昔に奪われているでしょうね。「これも会話文になっています」 次、誤字です。 青白い光で包まれれた。「包まれた」 次 燃え上がる。暴れまわる。「文末う段が続くので、暴れまわった。」の方が読み易いです、 次は台詞のリアルさなんですけど。 「シンゾクって、なぁに?」と神族を知らないのに、種族を問われたことは認識しているという設定ですか? でなければ「僕のお母さんは人間だよ」という答えはおかしいです。 今、街を歩いている小学校低学年の子に「君は神族かい?」と聞いて、 「シンゾクって、なぁに? 僕のお母さんは人間だよ」と答える子は一人もいないと思います。 「シンゾクって、なぁに? それって美味しいの?」 「違うよ。神様なのかってこと?」 「神様? 違うよ。だって僕のお母さんは人間だもの」 くらいの流れになると思います。 総評としては、すごく読み易くて、さすが人気作家さんの作品だなぁと感心する出来栄えですね。 この後の展開次第ではありますが、充分ランキング入りを狙える作品になるのではないかと思います。 完結まで頑張ってください。(*‘∀‘)ノ■ ハイ、チョコ
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