青峰れいんさん

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青峰れいんさん

知世乃ちゃん https://estar.jp/novels/25794644 まずこの作品なんですけど、知的障害のオバサンと、その介護をする高齢の母親に対する、主人公の既婚の甥っ子の話なんですけど……。 表紙絵の写真のイメージで読み始めたので、ものすごく違和感を感じてしまいました。 障害のある赤ちゃんの話しだったら、すんなり読めたんですけど、すでに結構な年齢のオバサンの話なので、赤ちゃんの表紙絵はちょっとどうかと思いました。 で、本文なんですけど、決して悪くないと思うのですよ。主人公の心情も上手く書けていますし。むしろ上手いと思いましたし、特に直すところもないように思います。 どうしてもテーマがテーマだけに、好んで読んでくれる読者が少ないというのもあるでしょう。 それでも、知的障害をテーマに他の方が書かれている、行間スペースを開けて読み易くしている、子供がメインの話しには、結構しおりが入っているので、それなりに読者もつくと思うのですが、本作は年老いた祖母が知的障害のあるひと歳取った娘を……という話なので、難しいかもしれません。 そのうえで、この作品で読者を増やしたいとお考えでしたら、思い切って読み易さ重視にシフトチェンジする必要があるかもしれないですね。 句点ごとに、改行してスペースを一行入れる。 文字数も、1ページ目は、内科医はさて、と切り出した。 までにして、2ページ目を、内科医は、深くため息をついた。 まで、残りを3ページ目に回します。 それくらいにすれば、少しは栞も入るのではないかと思いますけど、如何せんテーマが重く、圧倒的に読者の少ないカテゴリーですから、過度の期待は残念ながら持てないと思われます。 青峰さんは、何度も妄想コンテストで優秀作品に選ばれていますから、文章力と想像力は素晴らしいのですが、そのほとんどに栞が入っていません。 一つは短編なので、読み切ってしまう為だと推測できますが、もう一つは全ての作品が行間無し、字詰めなので読み辛いからだと思います。 やはりエブリスタで栞を増やしたいのでしたら、どれだけエブリスタの読者のレベルまで、作風を変えることが出来るかだと思います。 ハッキリと申し上げます。文学的に優れている作品が、エブリスタ読者にバズるわけではありません。 小学生の子供には、太宰治や芥川龍之介より、うんこドリルや、残念な動物図鑑の方が好まれるのです。 エブリスタで読者を増やしたいのでしたら、カテゴリーごとの人気作品に、作風を寄せるのが一番の近道ですから、それを手本にしてみてください。 次は栞の入りやすい長編に期待しております。 (*‘∀‘)ノ■ ハイ、チョコ
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