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とある総合スーパーにて
「最近の〜ときたら」
衣服を選びキャッシャーに並ぼうとして、よく見ると、並ぶ方向の指示が判りにくく、違ったところに並んでいた。
並んでいるのは私達以外一組だけだったので、旦那が気付き、並び直した。
そこへ年配の男性がやってきて、直接レジへ向かった。
もちろん、店員さんが他の方も並んでいらっしゃるので、と並び直しをお願いしていたが、お怒りになられ動こうとはしなかった。
その直前、そのスーパーでエレベーターに乗っていたのだが、
エレベーターのドアが開くと、真ん中にどーんと、立って待っているご年配の男性がいた。
降りようとする人はその人を避けて降りていった。
真ん中に立っている人は道を譲ることをしなかったからだ。
『最近の若い者は……』とよく言うが、これでは『最近の年寄は……』と言われても仕方がないような気が……した。
私もいずれ、年寄になるが、
ボケたら、分からんが、
『俺様じいさん・ばあさん』が増えていて、思うように行かないとキレる！
そんな光景があちこちで、見られるようになった気がする。
そんなんにならんようにせんとなぁ、と帰り道夫婦で話した。
昔の友達のお父さんが退職したのに、偉そうなままだった話を聞いたことがあった。
会社に頭を下げてるのであって、個人に下げてるのではないことを、ご本人は気が付かないのか、許せないのか。
旅行となると大名旅行だと、その子は揶揄していた。
タクシーで万札出して、観光地を回るのだそうだ。
そのせいか、その彼女との旅行は足で回る！好きなところへ行き、ゆっくりできる旅だった。
やっぱり足腰動くうちは、好きなように楽しみたいものだ。
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