きっと まもる 3

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…クンクン!…         …クンクン!… 今日も、 マモ太はおばあさんの畑をパトロール していました。おばあさんも😊、 安心して、 マモ太を見守ります。 そんな、 様子をしばらく眺めていたノリ君でしたが… マモ太が離れて、やっぱり、手持ち無沙汰だ ったのでしょうか … 少し、飽きてきたのか … 周りを、 キョロキョロしだしたノリ君は … そう … この、おばあさんの畑の横にある 「 郷土資料館 」に目がいき、 フラフラッと、そこに向かい、 なんだか、引き寄せられるように … この前、怖い思いをしたはずなのに? ノリ君は、もう、 好奇心の方が勝っているようで … 「 だってさ、この前は、  何だかよく分からないうちに、  あんなになっちゃったし?  でも、そのあと、また、  おばあさんと往った時には、  大丈夫だったし? 大丈夫なら、  ぼくは、あの双眼鏡が、      気になってるから … 」 ノリ君はそんな性格のようです。   「 ギギギギギ ... 」 ノリ君は、慎重に、 そこの重たい木の引き戸を開けると … 👟👟..         … トコトコトコ … この資料館は、やっぱり、 シィ~ン! としていて、 とっても静かで … ノリ君は、その様子にあわせ、 静かに、そっと、中に入っていきます。 そこには … 「 ほら! ヤッパ? あるじゃん ⁉ 」 随分と古い形の双眼鏡が、ちゃんと、 棚の上にありました。 「 なんだ? おばあさん、  とぼけちゃって、  これだよ! ここに、      あるじゃん!」 ノリ君は、自分の方が正しかったと、 少し安心したのか、またその双眼鏡を 手に取りました … 「 この前は、これ覗いたら、  大変なことになったから、  気をつけなきゃ! これを  覗かないで? でも、       んんんんん? 」 ノリ君は考え込みました。 「 じゃぁ?…   反対から覗いたら、   大丈夫かな? これ、   どうなってるのか、   気になるから、ね、     反対側ならさ … 」 ノリ君は、先日、その双眼鏡を覗いたら、 大変なことになったので、今度は、 そうならないように考えたのですね、 でも …            「 あれ? 」 ノリ君が、 その双眼鏡を反対側から、 覗き込んでみると … 『 え💦‼ ダメ? だった? 』    「 えっ💦ぇぇぇぇぇぇ!… 」 … ガタガタガタガタ! …    … ガタガタガタガタ! … 「 あ💦 う! わ‼ やっぱ?       だった⁉ か? 」 郷土資料館は、大きな音を立てて、 … ガタガタガタガタ!…    … ガタガタガタガタ!…   「 ぅわっぁああああああ!」      💫『 あぁ 〰 ⁉ 』 ノリ君は、めまいがして、 💥気が遠くなり …    🌀 🌀 🌀 🌀      🌀 🌀 🌀 🌀     🌀 🌀 🌀 🌀  🌏… …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕…    …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕…     …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕… …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕…  …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕…    …🕚🕛🕐🕑🕒🕓🕔🕕…                …🗾 ?  『 あら? こんどは? 』 ノリ君は、 この町? の 6年生? になって? いました。 でも、今から、3 年先ではなく … それは? ここは、ノリ君の居た町? ですが、 これは、いったい、 何年先?の、この町なのでしょうか … そして … ノリ君は、 双眼鏡を覗いたことを? また、違う時代に来たことを? 忘れて?います?? … 《 この国の労働者は減ってしまって、  どの企業でも人手不足は続き、  従業員の定年は80歳は当たり前  でしたが、それでも、  労働者不足は解消されません … 》  「 はい!6年生の皆さん、   静かに、してください。   それでは、   お仕事説明会を始めます 」 校長先生には、イツモの事。(少人数なので) マイクも使わずに目の前の子供たちの人数を 確かめながら話します。 そう、この会は、 「 必ず6年生は全員参加で、欠席者が       いない日に行う事とする 」と、 国に決め られています。 ですから、校長先生は、6年生全員が揃って いなければ困るのです。 ここは、この町にある、たった一つの、 小学校の体育館です。 中では、6年生全員の10名の生徒が、 一列に並べられた席に座り、 緊張したまま、 目の前にズラ 〰ッ と、並んだ、 知らない顔の、でも、 オジサンたちと向かい合って … それぞれが、ソワソワしてる? けれども、オジサンたちは、なんだか、 精一杯、ハリキッタ感じで、うれしそうに、 ニコニコ顔で … そんなオジサンたちの前で、まるで、 気分は反対の、 難しい顔をしている男の子が、 校長先生に「 静かにするように 」、って、 云われたばかりなのに、まだ、 オシャベリしちゃってます。 「 あ~あ、とうとう  6年生になっちゃった!  短かったなぁ …  もう少し、子供でいたい          なぁ 〰 」 『 お仕事説明会 』の席に座らせられた ノリ君は、まだあきらめがつきません。 だって、たった12才で、子供を卒業 ! しなければならないのですから …   …🗾 ? この国は、国民、の、大人も、 子供も少なくなっていました。 そんなこと、突然になったわけではありませ ん。だんだんと、こんなことになって、しま ったのです。もっと、 昔から、子供が多ければ、こんな事には、 なっていなかったのに、今や、 国民が少ないことも、数年では改善できない ほどになっています。 そういえば、 町の中で、子供たちが並んで楽しそうに じゃれ合いながら歩いているところや、 児童公園で、すべり台や、ブランコの前に、 順番を待ちながらワクワク顔で並んでいる 子供たちを、見たことがありません。 だって、並ぶほどの子供は、 公園にはいませんし … それに、 町をゆっくり歩いたり、 公園で遊ぶ「 時間 」など、 いまの子供たちには、ないのです。 ノリ君は、マモ太のパトロール?につき合っ て、この (何年も先の?) 町の中を歩き廻り ますが、お友だちと、すれ違うことは、 ほとんどありません。 なにせ、 いまの子供は忙しいのです。だって、 国民が少ないので、国民に課せられた、 『 義務 』の割り当ては、だんだん、 多くなってしまい、 それを担うために、は、どんどん、 低年齢化は進み … なにも責任のない、 子供でいられるのは、たった、 12才までになってしまったのですから。 皆、問答無用で小学校を卒業したら、 全員、働きだすのです。 そう … そのため、通う必要がなくなった、               🏫… 昔はあった、 中学校、高校、専門学校、 短期大学、大学などは、 なくなってしまいました。 ですから、その分も、子供たちは小学校の 6年間で、いっぱい勉強をし、覚えなければ ならないことがたくさんあります。 📚…  📖! いまの小学校での勉強は、社会人になった時 に困らないように、身につけなければならな いものを勉強することになっていました。              🔎…  📖! それは …               🏃🏃🏃… まずは、体育。 丈夫なカラダをつくり、健康でいてもらって、 イッパイ、働ける人に、ならなければいけま せん。 ですから、運動は苦手といっているわけには いかず、皆、それぞれに合った方法で、カラ ダを鍛えます。 💻… 次に、機械の勉強。 PCのプログラミングは、ちょっと前の時代か ら、皆、必ず勉強していましたが、                 🤖… いまでは、さまざまなところで、人手不足に なっているので、人に代わって、機械が仕事 をするシステムが進み、人の「手」で行われ ていた作業は、機械で行われるのが、ほとん どです。 ですから、スゴク、身近になった機械につい ての知識をもつことは、誰でもが必要になり、 それらの、               🔨…🔩! 機械の点検や、修理などの、メンテナンスも、 誰でもが、できないといけません。 👓…      🧩🧩🧩 そのために、皆が、いろんな機械をイジッテ、 分解したり、直したりの、作業もしています。                 📓… それと、 一人一人の個性を生かし、各分野で、 それぞれの専門の、エキスパートを創るため に、とても重要なものが、              🏥 🚔  自分で選ぶことのできる、 「 選択科目 」です。          🕵 🚒 これは、 小学校に入学してすぐから、6年間、ずっと 通して、自分で選んだ好きな分野を、 できる限り、くわしく学ぶように、必ず、 一つは、選ばなければなりません。              🔬… 🧪 小学校で勉強するのは、 この、3つだけ。 ??? ??? ??? それだけなのです。 ??? ??? ??? 会話は、世界共通言語になっていますから、 国語の勉強はいらないし、計算なども、難し い問題を解くことは機械がしてくれるので、 勉強の必要はありません。                🧮… それに、この世の中は、 システム化は進んで、 労働といえば、その、 ほとんどが「 見張り 」、や、 「 単純作業 」の仕事ばかり、で、 それならば、 ゼネラリストをつくる必要もありません。 ??? ??? ??? 職場では、 単純な労働力を提供して、 それ以外の少ない時間は … ??? ??? ??? いまの子供は、皆、自分の興味のある事、 のスペシャリスト?で賢いのですから … こんな世の中でも、将来の為には、 「 創る事 」は必要なので、 各分野の専門家、エンジニア、 デザイナーなどは、必要とされますし … そちらの方が … なの、ですが! ⏰!    でも! それだって、ずっと、それだけ、を、 する、時間は皆にはないのです! まずは、その「単純作業」の、皆に義務付 けられた仕事をしなければならないからで、 自分の担当になったその、仕事の時間外で、 重要な専門的な仕事を「 副業 」みたいに、 しなければならないのです。 🌏…               …🗾 ? なんだか、いまは、 そんな世の中になっていました。 けれども、 このような小学校生活は、悪い事ばかりでは ありません。自分の得意なものを、6年間、 と、決められた、 まぁ、短い間ですが、 まだ幼い、早く、に、 取り組める事ができるようになったので、 🏫… 子供たちは、好きな、それぞれの専門分野の 勉強に集中して取り組むことができるように なったので、 📚…             ...🔎! それにより、         📖… 🖊 …📒 学校では、 勉強以外の事に目を向ける事もなく、 他人と、自分を、比べたり、💥! 💥!ねたんだり、💥! ひがんだり、との そんな、メンドクサイ気持ちを、 もつ時間もなくなったのです。 そして、 短い間で、自分の目標を達成するために、 お友だちとも、協力するようになっていたの で、皆、カムラッドです。 🛡⚔🛡  🛡⚔🛡     🛡⚔🛡  🛡⚔🛡 この6年間、短期集中で成長した子供たちは、 人手不足になっている仕事場に、 早く、入って、働かなくてはいけないとの、 使命を持っているのですから、同士です。 ♘♘♘…                ...♘♘♘ そして、 そんな子供たちに、大人は期待をし、もう、 皆が ピカピカ!ピッカピカ‼ に✨ 輝く、 ✨ 金の?     ✨ プラチナ?の、          ✨ ダイヤモンド?の、 ✨ 🥚 ✨ としてあつかわれます。                 ✨🥚✨🥚✨🥚🐤? 子供たちは、大事に、とても大事に、 とてもとても大事に、大切に、大切にされて 世の中に出ていくのです。 ただ、子供として甘えられるのは、 短い間になってしまったのですけれど … ✨🥚✨🥚✨🥚🐤?✨🥚       ✨🥚✨🥚✨🥚✨🥚✨🥚 そうですね、 ちょっと前までの少子化の時代は、子供が少 なくなってきたばかりだったので、その子供 の周りに、守ってあげられる「大人」は、ま だまだ多く、 そんな大人たちに子供は囲まれ、 20歳を過ぎても、いつまでも、 子供、あつかいで… こわれやすい、繊細な ✨宝物のように、 優しくそっと…、そして、至れり尽くせり に、育てられた時もありました。 そんな子供たちは、好きなものを、ガマン せずに買えるお小遣いを、周囲の、たくさ んの、大人たちから与えられたり、 ちょっと、 重たい荷物があると、大変だ!などと、 大人がすぐに手をだして、代わりに持って あげたり … 当時の子供たちは、ガンバル、なんて事は、 しなくて善いように、なんでも、大人が、 代わって、して、あげていました。 でも…、もう、子供たちを、 そのように、あつかう時代は、 昔の話しになってしまいました。 いまは、 子供だけではなく、この国の人口は、 どの年齢層でも減ってしまったので、 大人たちも、たくさんは、いないのです。 「 大人も少ない 」のですから。 20代30代40代50代60代70代80代… の、 働く人も減ってしまい、どの仕事場でも、 慢性的な人手不足。 そのために、可哀想でも、子供たちが、 社会人として、働く時代になっていました。 それも、ここ数年になって、 そんな様子は、 さらに悪くなり、1人が、1つの 仕事場で働くのではなく、 いくつもの仕事先で、 働かなければならなくなったのです。 それは、なんと!一週間に、5つ! その日ごとに、それぞれに違う仕事 場に往く、とのこと、で、 皆が、 「 5つ 」の仕事を任されるのです。 今日、ここで行われる、 『 お仕事説明会 』では その仕事を選ぶために、 この小学校の 6年生 10名が、 この日を待ちに待った、企業の、 宣伝マンたちに付き合わされる日です。 皆、かわいらしく、まだ、カラダも大きくな いのに、自分で、働き先を決めなければなら ないなんて … そんな、大ごとの日。 あ~、ですが、こんな時代が来てしまう? と、「 この国は大変なことになる 」?と、 昔の人?が、真剣に考えていたら、こんなこ とにはなっていなかったのですよね … そんな? 大人たちから、 働く人が足りなくて、 困っているからと、 この非常事態を当たり前のように、 なにも知らないままこの国に生まれ、 なにも悪くない、こんなに少なくなって しまった、子供たちにおしつけられても、 子供たちからしてみたら、 なんだか身勝手さも 感じられます …            🚔…? ですから、 こんなことをすんなり受け入れるなんて、 チョッと反発し、逃げ出したい気持ちの、 ノリ君ですが、 この場に座らされた、たった、10名、 しかいないこのメンバーの中で、 そんなこと、          ✖✖👦💦✖✖ ありえません。 それならば、イヤイヤデモ、少しでも、 楽しそうな仕事を選ばなくては … などと、 ノリ君もカクゴを決めていたのですが、 でも、いざ、この日になると … 「 不安 」です、5つ もの、仕事を、      ちゃんと、選べるのかが … あ ~ 💦 とうとう『 お仕事説明会 』が、 始まります … この世の中、働く人が減ったので、 個人で商売をする人もいなくなりました。 今日の、説明会のお仕事も、シンプルに、 『 衣・食・住 』に関するお仕事と、 人々の生活上、必要最低限な?お仕事 だけ?です。      👘・🌾・⛺            👚・🍞・🏠               👗・🍚・㍇ 「 えぇ~、では! 企業の皆さん、  今日は、よろしくお願いします。  大人なのですから、くれぐれも、  ズル! の、ないようにしてください。  皆さんの、どこでも、人手不足は、  イッショ!ですからね、あまり、  自分のところだけ、多くの生徒を  『 確保 』しないように、          お願いしますよ … 」 校長先生は、まるで、他人事のように語って いますが、校長先生だってずいぶんと大人な のですから、             🏢🏢🏢…💦 この、 働く人不足、の、社会をつくった人?です。   🍆…            … 🦝? 「 生徒の皆さん、お仕事は、  どこもイッショです。楽な、  仕事を選んだつもりでも、仕事を、  始めると、いろんな大変なことは、  後から出てくるものなのです。ですが、  皆さんは、社会人1年目なので、  まだ、良いのですよ、何てったって、   自分で仕事を選べるのですからね!」 🔎…! 「 皆さんの、先輩で、  仕事を辞めてしまったり、  仕事を替えたいと希望した者は、  国が、  その人の仕事を、勝手に、  決めてしまいます。ですから、  皆さんも、  すぐに辞めてしまいそうな   仕事を選ばないでください!」 ✖✖ 🏢 ✖✖ 「 大変になるのは、  皆さんですからね! 次は、  自分で仕事を、   選べなくなりますヨ‼ 」 👓! そう…、小学校を卒業したばかりの 『 新卒 』だから、自分で仕事を 選べるのです。 けれど、 その仕事を自分で決められるのは、 今回だけ、の、たった、一度きり! 何とキビシイ世の中でしょう …               ... 🗾 ? 国は、この、深刻な働く人不足を解決しなけ ればならないので『 13才から労働 』を義務 としました。逃げ道はつくりません。 🔜… しっかりと、 労働者確保のため、サッサと、法律で決めて しまったのです。                           🔎…🕵! ですから、自分から仕事を辞めてしまうと、 容赦なく、休ませないためにも、勝手に、 国が、次の仕事を決めてしまいます。 🗾 ? …   「 あ~あ、どうしよう、     あんまり、家から、     遠く、ないところが、         イイかなぁ … 」               🏠… ノリ君は、何とか、少しでも、 楽な仕事につきたいようです。 いつもよりも、真剣な面持ちで、 皆に配られた、 それぞれの仕事の内容が 記された『 お仕事リスト 』と、 ニラメッコをしています。           📖🔎… そう、 そんな事はノリ君だけじゃなく、 ここに揃った皆だって、そう、 思っています。 !👂?   「 おや! いま ? あまり、    遠くないところが良いと    おっしゃったのかな ? …    それならば、    当社 ! なんか 良いじゃ、    ないですかぁ~、ほら !    皆さんも、    よ~く、知っているでしょう、    この小学校の、すぐ!        近くですからね … 」 🏬…                      🥩🐟🍅…      👀!「 え?なに?どこ?」 『 こら!   静かに聞きなさい ‼ 』 そうですね … 校長先生の云うとおり ... ですね …          「 はぁ ~ い 💦 」 でも … ノリ君のボヤキを、ちゃっかり、自分のセー ルストークに結び付けて、待ちくたびれてい たかのように、先頭を切って、仕事の説明を 始めた担当者がいます。 「 うちは、皆さんの 『 食 』を支える、      …🍚! スーパーマーケットです。 『 衣食住 』の、『 食 』です。   とても大事な仕事ですよ!」 🍜🍚🍝🍛?…                   … へぇー … ノリ君は、お仕事リストを見直し、 このお仕事を探します。          … 👀 これか!… いかにも 食べる物には困っていないような、 ぽっちゃりな担当者さん。でも、 スーパーマーケットってどんな 仕事でしょう? 🏬…       …🍗 …🐟 「 うちの仕事はですね、  ちょっと昔までは、     …🍅  お店の開店、2時間前までに、  大勢のスタッフたちが、  皆、時間を気にしてバタバタ!  商品をキレイに並べ、   …🍒  開店の時間には、  …🦑  カンペキに揃えられた商品と共に、  いつも爽やかに、ご来店いただいた  お客さまに向かって、    笑顔でご挨拶をしていました 」 🍆…        😊😊😊                     … お 😊⁉ … 🍇… 「 お客さまが、買い物をされて、  商品がなくなると、すぐにまた、  そこに商品をお出ししてと、  お店の中で、お客さまに合わせて、   スタッフは走り回って働きます 」 🍫… 🏃🏃💦… 🏃🏃…            … はしる💦? … 🍬…           …🥔 「 そして、お客さまは、  レジでお会計されるので、  お待たせしないように、   …🍎  スタッフがいつもそこに立って、  お代を頂戴し、お礼を申し上げる 」 …💴\💴…          … (・_・? フムフム … ✨✨… 「 その他にも、お客さまに  気持ち良く、お買い物をして  いただくためには、いつも  店内をキレイにしてとの、  …🌽  ハリキッテのお掃除も加わります。  そして、閉店しても、  🥪 次の日のための準備に、     遅くまで、働いていました 」 🍓…           …🥒 ✨✨…  … そう だったんだぁ … 🍍…    『 ふ~、けれどね … 』 🍘🍵?…         …🍊  「 少し前から、その仕事の  ほとんどが、変わりました。   倉庫の中では、24時間、  …🌙  ちょうど良い状態のまま  …🦉  保たれた商品を、  …🍑  機械が管理をし、  …🌡  人ではなく、       …🤖?  機械が商品を並べ、  …👐  お客さまの、お会計は、  現金ではなく、    …💴¥💴  お客さまの皮膚の下に埋め込まれた、  マイクロチップでのご精算になります 」 🍈…            …🍪🍪     … あ!マイクロチップかぁ …                         …🍅🌽🥔  『 ふぅ ~ 💦 』 🥩… 「 お客さまが、     …🎁🎁  たくさんのお買い物をしても、  お買い物が済まされて、   …🐎  店の出口へ進むと、  … 🥛 🐄?  買われたたくさんの商品も、  ちゃんと、機械がカゾエテ、  お客様が、ゲートを    …🐑  そのまま通り過ぎるだけで、  Chipで、  お会計が済まされるのです。  ですから、レジもありません 」                      ...🍖 🥐🍞🥖…      … ぼくも、社会人になったら、   Chip を埋め込むんだよね、   痛そうだけど💦 どこが善いのか、   お医者さんと決めよう! なんか、   少し、違和感があるらしいからね … …🏥      『 ふぅ~!』               …💉? 「 お店の中には、スタッフも  いません。その分も、 …🥕  機械が全部、ちゃんと、  お客さまのお買い物を  サポートするので、   …🍋  アナタの仕事は、店の、  中を全部見渡せる、    ... 🐓?  モニターの前に座り、  機械が行う仕事の、   …🐡  チェックをするだけです 」 🐖…           💻… 👀!      … え? あの大きな       お店を独りで、か?…  ( ´Д`)💦…『 フゥ~ 』 この担当者さんは、 椅子に腰かけたままなのに、 イッペンにシャベルと、 つかれるのか、ときどき、 深呼吸をして、間を、  ☕…? あけてから、話を続けます。  『 フゥ~!』  🥛…  『 ンンン?』(-ω-)/“                        … え?オジサン、          大丈夫かな … 「 まぁ💦… この仕事は座り仕事  ですから、ゼンゼン疲れません!」 💺…      … お? 座り仕事か ❣ …                            …📖! その一言が、 この担当者さんの、キメ台詞だったので しょうか? 🍬…              🚔…🚨! そう… ところで … ( このマイクロチップは、犯罪に巻き込まれ  ないために、カラダのどこに埋め込むかは、   個人が決めて、他の人には内緒ですよ!)            しぃ~ 👆 秘密 … あら? でも、まだ、続きが? 担当者さんは、ずいぶんと、熱心に … 🍖🦑…     『 ふぅ~!』               …🍎🍊🍌 「 仕事場には、あなたの  机、一つ、だけなのです。  あなたは1人で仕事を  🥚?  担当します。そこで、  動いているモノは、   🐤…?  机の上に置かれた、  モニター画面と、動かす、  モノは機械のスイッチだけ!  なので、いつも!  静かで!キレイな!職場です! 」 ✨✨…        … ん? 静か?           キレイ✨✨?…     『 ふぅ~! 』             🍈🍉🍑… 「 そして …、もしも、  仕事中に、困ったこと、  が、あっても、それを、  ちゃんと解決できる    …🎧! 『 オペレーションセンター』に  つながるシステムにも、  なっていますから、   👦… 『 1人 』だとのことも、何も、  心配することはありません 」 … 👩                       … 😊 へぇー ❣ …      『 ふぅ~ 』            ...🍇🍋🍒   「 すぐに! 皆さん!は、  この仕事ができるように、  なります。なにせ、  1人! だから気楽ですよ、       ハハハハハ … 」 🍞🍜🍚… 1人でできる仕事なんですね … 座り仕事で、あまり 動かない仕事のようですし … だから、この担当者さんは太っ?... 🥗… … んんん? そうそう 💦 … 失礼しました。 🔎… ええと …              📺… …📲 お母さんやお父さんたちは、 買い物をするときは、家から出ずに、 何でもネットでショッピング、 💻… ですが、それでも、商品を、 自分の 👀!目で確かめてから、 買うものを決めたい人のために、 このスーパーマーケットは、 なくならずにあるのですね … 🏬…    「 うん 💡!そうか、     ここなら近いし、     1人なら、マイペースに、     仕事ができるんだ。1人って、            良いなぁ …」 ノリ君は何かピン 📍 ときたようで ニヤリと目を細めて 『 お仕事リスト 』にメモしました。    「 はい 👐 ちょっと!   待ってください。『 衣食住 』   ならば、私のところの   仕事だって、     重要な仕事ですから 💦 」 👘・🌾・⛺             👚・🍞・🏠     👗・🍚・㍇                  🎩… 👓💦… 今度は、いかにも真面目そうな、黒色フレー ムの四角いメガネをかけた、神経質そうな? 担当の人が、少し、体育館の中が暑くなって きたのか、 🎩… (^0_0^)💦 ハンカチでメガネのレンズがくもらないよ うに、オデコに目立つ汗を、しきりに拭い ながら話し始めました … 🧣…         … 👀 ん? 重要 ? … 📖… ノリ君は、お仕事リストから このお仕事をガサガサッと探します。 👗…        🎀    💍✨  🎩…     🧥 👔 👒 👚… 「 はい!私共の仕事は、     『 衣 』に関する公の仕事 『 国民服公社 』です。      分かりますか 💦? 」  💼  👢👢...       …👚           … コウシャ ? … 🎩…    👒…     🧦🧦 「 はい! この国の皆さまには、  私たちの『 dress 』が    👘  必要とされています。ですから、  決して、この仕事は、  🎀  無くなりませんし、お休み   👔  をしてはいけないのです 💦 …」 👚… …👗         … そう💦 なんだぁ … 🎩…  👢👢... 何だか、この人は、    ✨💍 話し方も、キッチリ、と、していますね。 他の事は何も気にならないように、 機械のように、同じ速さ、同じ話し方で、 説明を続けています …     🧥…      💼  …👞👞    🎩…      👗 👜 「 はい! なにせ、皆さまに、    ご希望の服を、    🎀  着ていただかなくてはなりません。  これは、          👚  皆さまの、お役に立てる、      やりがいのある、仕事です 💦 」 👚… 🎀             👗 …🧢 👟👟…         👒 🧥 👔…      … だんだん        声に力が入ってきた? …                    (゜_゜>)! 🎩…   🧥    👔…  🎀 「 はい! 先ほど、        私が申し上げたように、  💍✨  この仕事には、お休みが    💼  ないのですが、あなたは、 👗  一週間に1日だけの、   担当になりますし、   仕事は、システム化された   👜  機械のチェック、だけ、  🧥  なのですから、とても          楽な作業です 💦 」 💻…  👔…   … また、   機械のチェックだけのお仕事? … 🎩…           📖👀! 「 はい! ですが、いくら、  👞👞  機械で、なんでもやってくれる    から、と、なっていても、その、  機械が、コワレテしまっては、 ✨💍  困ります。ですから、だれかが、  必ずチェックをしていなければ、 👗       ならないのです 💦 」  🎀            …🔨🔩      … そう 💦 だよね ~ …      (- -*)(_ _*) ウンウン … 🎩…      👜  💼 「 はい! その事だけは、注意! 🎀  していただければ、あとは、   大変なことは何もなく、  …🧥  とても、初めての、 …🐤! 👒『 新卒 』さんには、良い仕事、          なのです 💦 」  💼 🎒   💍✨ 👗 👞👞  👔  👢👢 🔩🔩… おっしゃるとおり、その様で。機械は故障す ることがあるから、それはチェックが必要に なるのですよね。そのために、皆も、 小学校で、機械についても勉強してきました。 🎩…            …🔨🔩 この担当の人は、物事を良く分かっています、 それに、「新卒さんには良い」とのことで … 🎀  💼 👒      👗   👜 👞👞  👔 そう …            知らない方がいるのかもしれないので、 先ずは、少し、    この、 『 dress 』の説明をしておきます …   …👗👒  👜 👠👠… この国では、   💼    🧥👔 国民が少なくなってきてから、  人々が、この国から離れないように、 そして、    🧥👗👘 👚 この国の国民で良かったと  💍✨  思ってもらえる、ように、    👗 さまざまなことを考えているのです。        🎀 …👗  👔… 🎁🎁…              …💼  👜 その中の一つに、 気持ちが豊かになるようにと、 デザインのカッコイイ服を、 国民に無料で提供する、 『 dress 』を作っています。               🎀 👔👚👗 👘 それも、 一種類だけではなく、昔の洋服屋さんみたい に、人それぞれの好みで、ネットや家庭に配 布されるカタログから選べたりもするのです。     🎀 👚  👔 🧥 💻…             …📖 そんな、 この、無料の『 dress 』は、評判も 良いので、ほとんどの人が『 dress 』 を着ています。     👚 🧥 なので、     …👗 👜  この仕事は、この国の、    💼 👔 イメージアップにもつながる 仕事なのですね。     🎀 👚 💻… それに、 この仕事も、機械のチェックだけの ようなので、覚えることも少ないですし、               … 👚  👗  👔 … ですから、 新卒、向き、の、ようですね … そして、 🎀  👗  🧥 お客さまのお宅の近くには、   👔 『 宅配システム会社 』が、  『 dress 』をお届けします。  👗                         … 📖! あ … 『 お仕事リスト 』には、 記されているのですが、 本日は、この『 宅配システム会社 』の 担当の人が来ていないようなので、 ここで『 dress 』の仕事の続きにある 『 宅配システム会社 』 の仕事を説明しますと…              … 🥦🥦 🥦🥦 … これは、 町の中にいくつもある、お客さまのお宅の 近くのステーションまでお品を届ける仕事で、 🌞 … コンテナ型の、自動運転マシーンが、 空の道を使って運びます。 🌏 …            …🌙 荷物はお客さまが決められたステーションで 保管され、お客さまが、都合の良い時間に、 引取りに行くのです。 ⏰… ステーションまでにする、の、には、 お荷物を個人の家まで運ぶと、 機械についている現地確認のためのGPSが、 場合によっては、 📹…          ...🏠? 👀💦! プライバシーの侵害につながる可能性 もあるからで、ですから、 できることでも、近づき過ぎずに、                        🥦🏠🥦🏠 個人宅から、 一定の距離をあけるためなのです。 🛰…    …🚁    🌏…       …🚀? そう… この国は、地上もずっと高いところまで、 空の「 道 」が細かく決められていて、 事故のないように、通る高さは、 キチンと、決められました。              📐📏… 🧥👗👚👗👔 「 ワタシも『 dress 』は  着ているけれど、これって、   どう? なんか、良くない? 」          👜👗👚👗💍✨       「 だって、ワタシのお母さん  なんて、服のデザインに、  すぐ、アキチャッテ、  もう、       👗👚👗  次から、次から服を  替えているのよ!ナンカ、  それって、ワタシと、   👗👚👗  競争みたいになっちゃって … 」 !👟👟…       …👠👠? 「 ステーションに荷物を  取りに行ったら、      🎁🎁… 👗👗ワタシのじゃなくて、  ほとんど、お母さんの      『 dress 』だったり、   💍✨👗!   ホント、あきれちゃう … 」  🎁🎁🎁…          …🏬 ノリ君のとなりに腰かけていたサーラちゃん は、少し、このお仕事が気になったようです が、ノリ君は …    👗👚👗  👗👚👗  👗👚👗  「 え 💦 そんな、に?  それ? に、つきあうのかと  思うと、大変 💦 そうじゃん。  この仕事は、チョット …   🧥👔  ぼくなんかよりも、ヤッパ、  それに興味がある人が、    向いているのかなぁ … 」 👜💍✨👠👠!              👗 👚👗  👗👚 👗 なるほど … でも、ノリ君は、仕事に対して、チャンと、 自分の向いているものが分かっているよう ですね。 皆さんも、興味のあるやりがいがある仕事 が、みつかると良いのですが … でも、 まだまだ、 人手不足の仕事はあるみたいです …          👘・🌾・⛺       👚・🍞・🏠  👗・🍚・㍇ 「 あのぅ… スミマセン、  ヨロシイデスカ? 私は、  『 住 』を支える、『 公住 』の  者です。dress と同様、  人の住まいも、国が、    提供するようになりました! 」              🥦🥦…       🏠🏠🏠 …🥦🥦 そう、 よく『 衣食住 』と、生活の基本的な ものとして使われる言葉がありますが、 この仕事もその中の1つ。でも …      ... また ⁉ コウシャ? …             (・・? この国の人口減少の影響は、 経済にも … 🏢🏢🏢…        …🗾? こんなに、 国の? 事業の仕事ばかり💦? なんて? さて 💦 この仕事の説明を聞かなくては … 「これは、『 新卒 』の  🍀☘🍀  皆さんにも、カンタンな  仕事です。なにせ、     🍀☘🍀  国民の皆さまは、『 国民ナンバー 』で        管理されていますから!」 🥦🥦… 「 公住は、どこに、だれが、  何年くらい、そこに住んで  いるのかが、ちゃんと   🍀☘🍀  分かっています。お住まいも、  貸し出すのが、ラクラクです!」 🥦🥦… 「 ですから、難しいこと  ではありません。ご家族の人数で、  それぞれに合った、お住いを          貸すだけです!」 🍀☘🍀          …🏠🏠🏠 「 ですが、ご家族の人数が  変わったり、お住いの中で、  生活に、ご不自由なことが  おこると、お引越しをして、 🥦🥦…  お住まいを、   かわっていただくので …」 🚚🚚… 「 正直に言いますと、    🍀☘🍀  この仕事は、いつも忙しいの  ですが…、お住まいをかえるのも、  機械でチェックできますから、          カンタンです!」 🍀☘🍀               🍀☘🍀…  「 この仕事で、一番、  気にしていただくのは、 『 お引越しがスムーズに  🚛…🚛!  いかないとなりません! 』との  ことです。皆さまのお引越しを、  無事にすませることが、         大事なのです!」            …🚛🚛 🍀☘🍀 「 この仕事は、ジッとしていて、  機械に向き合うだけの  仕事ではないので、  ジッとしていられない、  お話し好きの、そう!  そこの君!        🍀☘🍀  みたいに、元気な子には、  とても向いている仕事だと        思いますよ! 」       👀!「 え? ぼく? 」 🍀☘🍀 ぅわ? お上手! ノリ君は目立つのか、 さっそくお声がかかりました。まあ、 マイペースなノリ君は、   🍀☘🍀 そんなことも気にせずに、 自分で仕事を決めるのでしょうけれど …         🍀☘🍀 いまは、              …🏠🏠🏠 ▄▋▇  皆が、同じような住まいに暮らして います。その「 建物 」は「 同じ 」造りで、 その、作り方を機械が覚えてしまえば、たと え、大きな物でも、parts ごとに分ければ、 「 大量生産 」ができます。   🍀☘🍀 それと同じに、その建物の中の、 ▄▋▇   📏📐 ⚖    ▄▋▇  家具なども、そこに合う、大きさ 「サイズ」 も「 同じ 」なので、    ▄▋▇ ▄▋▇  🧱🧱🧱 ▄▋▇ それならば、同じ物を「 大量 」に作れ ば良いのですし、それも、               🏭 🍀☘🍀  同じ「 作業 」で、 「 単純化 」できますし、 価格もそれで「 安く 」なります。               🍀☘🍀 ♨ … ▄▋▇  ▄▋▇  ▄▋▇ その他にも、お風呂のお湯をつくる機械や、 システムキッチンとカンキセン。各部屋につ いているエアコンなどの住まいにある設備も、 どの家でも、それぞれ「 同じ型式 」のモノ なので、 🔧📏📐 その、         …🔩 🔧 「 部品 」なども同じで、 どの家でも使えます。 ▄▋▇ 部品が同じなら、 🔩 🏭 ▄▋▇ その、「 在庫管理 」もシンプルになり、 🔧 📜…    🔩  🔧     🔩 それらが「 故障 」した時には、 🔩 その部品も「手に入れやすい」ですし、 物が同じなら、「 直し方も同じ」なので、 🔨  🔧🧱🧱 ▄▋▇ 🔧  🔩 それを覚えてしまえば、だれでも、 修理が、 可能ですし、        🔧 🔩 🔨🔩… その「 手間もラク 」になりました。          🔩 🔧 ▄▋▇             🔧 🔩 🔨 こう考えると、モノの種類が減るのも、 「ムダになるモノや、コトが少なく」なり、 良いことなのかもしれません …  ▄▋▇▄▋🧱🧱▇ ➡ ✨▄▋▇ 🔧 🔩 そして、今は、どの住まいにも、ちゃんと、 同じものが備え付けられているので、 引越しの時に、個人で、それらの大きな荷 物を持って行かなくても、良くなりました。 🚚🚚🚚…       ▄▋▇🎁🎁🧳🧳🧱🧱▄▋▇ それに、         …👗👚👗 服も、dress を選べば、古い服はリサイクル に出してしまって、引越し先で、新しい dress をもらえばその荷物も少なくなります。 🧳🧳… 全部、「 同じもの 」にしてしまえば …                     🏠🏠🏠⛺? この世の中は、 いろいろなところでシステム化が進んで、 それで、ずいぶんと、 生活も、シンプルに、なってきたのですね。 ( あ!これ国が ?この「dress」で、ん?  生活の中にも彩りを出していただいて?       て? 華やかさや豊かさを…)           ?? ??   ?? ?? まぁ …、そんなことに、も ?.。o○ 思いを巡らすこともしてみたのですが、 あ! まだ 💦 お仕事説明会は終わってはいませんね、 ですから … !✋ … 「 ハイハイ、私のところの  説明を始めてもよろしいかな …  私は、『 ちょこっとDAIMU家族 』  劇団の者です。皆さん、  私たちの劇団は、皆さんのような、  フレッシュな若者を、ぜひに!       と、望んでおります!」          …👀え? ナニナニ 💦??… ???   ???   ??? (-ω-)/📖 「 きっと、皆さんは、  劇団、なんだから、皆の前で、  お芝居をしたり、ダンスをしたりする  のかとのイメージをしているのかも           しれませんが … 」                     … 劇団 …            .。o○💃💃💃?…         … (._.)ンンン?… …📖👀? 「 実は、この! 『 ちょこっとDAIMU家族 』劇団は、  なんと‼ 国から、ヒ・ミ・ツ・の!  重大な任務!を、       任されているのです‼ 」  “???“   “❓❔❓“   “???“               …🕵!🔎? 🗾?… ?『 ちょこっとDAIMU家族 』?           の劇団って… ?『 ヒ、ミ、ツ、の重大な任務 』?    って?…                     … なに?それ? …              ?(‘;’ )? 劇団の方? だけあって? オオゲサな? 感じですね? ???   ???   ??? 「 え~、それでは、私から  質問をさせて下さい。皆さんが、   一緒に暮らしている家族は … 」 「 おじいさん、おばあさん、  おばさん、おじさん、  お父さん、お母さん、  お姉さん、お兄さん、  弟さん、妹さん …      同じ家で一緒に、      暮らしている人は ?… 」 👦?👩?👴?👶?       👵? 👨?👩?🦝? この人は、ほかの担当者とは違って、 ジッと、座らされていた生徒に、 話しかけましたね …   「 ぼくは、お母さんと、    お父さんと、バディの    マモ太とくらしています 」 突然の質問なのに、 ノリ君は、すぐに答えます。 それどころか、お友だちのことまで、 説明をしてしまい …    「 あのね、ぼくの、    右がわの👦シン君は、    お父さん、お母さん、      といっしょで … 」  「 あと…、ぼくの   左がわの、👩サーラちゃんは、   おばあちゃんと、お母さんだし 」 「 👦アントン君の家は、  お父さんとアントン君の  2人が、いっしょに   住んでいるんだよね …」  👦「 うん、そう …」  👩「 うん …」  👦「 そう、合っている 」 ノリ君とはちがって、この3人は、 小さい声で答えたり、肯いたりして … なぜ、 この質問がされたのかが分からず、 とまどっています。 「😊! そうかい、  どうもありがとう。君たちに、  なぜ、こんなことを尋ねたか …」 「 それは! この『 家族 』は、  この国にとっても、  大事な、単位の 👆 1つでな、 『 家族の人数が減る 』コトは  国にとってもオオゴトなんだ。  だから、この国は、  なんと!  その、カモフラージュに、 『 家族を、多く見せる 』コトを、  考えたんだ( 国民が多い )と、        思わせる様にな … 」 ???   ???   ???    … カモ 💦 フラージュ?… ( ‘;’).。o○?    ??   ??   ?? < (-ω-)!   「 そこでだ!   『 ちょこっとDAIMU家族 』   とは! 僕ら、劇団員が、   『 変身 』して、周りに、    ??    気づかれないように、   ときに、       ?? ? ( でっちあ ✖ )?     …✖✖!   ときに、       …✖💦 ? ( ナ・リ・ス・✖・シ )?    そこの『 ファミリー 』になる、        そんな、仕事なんだ … 」   👔 おいおい??      🚨!pipipi … ??  ?? Pipipi …   👔 コラコラ?? Pipipi …    👔 違う違う!! 👔 ダメダメダ!!… Pipipi …  …ここで!そんなこと言っちゃ💦…      ?? Pipipi … ?? ??  「 へ?な・り・す・✖・し?」           📖 (゜_゜)? 『 ちょこっとDAIMU家族 』 ⇐ 👀⁉       ??  ノリ君はポカン? としました …   ??? ??? ???     👦「 えぇっ?て?仕事? 」 👩「 でっち✖✖!違う?      と?思うケド … 」   👦「 うん!?カモフラージュ?        ジャ?ナイでしょ!」 ⚠ 👔「 んん💦!   『 ちょこっとDAIMU家族 』さん     言葉に気をつけてください!」 ✖✖ 👈「 強く、注意します!」 ✖✖ ✖ ✖          ?? ??  ?? ?? ( ´艸`)💦   ?? 「 あぁ!失礼 💦 でも、これは、  👆 秘密! だぞ!     ??  同じ国民といえども、  一人一人の個人の情報は、  保護されなければならないし。  それに!          ?? 『 ちょこっとDAIMU家族 』を  安心して利用してもらうために、  国のキマリで、   ??  『 ヒミツを守りなさい 』と、    決められたくらいなんだ … 」              …📚? ?? ?? ?? 🕵🔎…… 話しの初めのころとは様子がかわり、 ずいぶんと変な? 話しになってきました。          ?? ?? ??  これには、大人しかった皆も、 黙ってはいられません … ??? ??? ???  👨「 エェ~?なにそれ、      ヒミツって …    何で、そんなことになったの?     人の家に入って、 ??    そこの家族になるなんて、 ??      そんなのヘンだよ 」     ??    👦「 そうだよ、ゼンゼン        わかんないなぁ 〰 」 ?? ノリ君だけではなく、 シン君、アントン君が、口を尖らせ、 まゆ毛を寄せるようにしかめっ面に なって … シン君は、うで組みをしています。             ?? ??    👩「 ワタシもイヤです。     ヒミツなんて、云われても、     コワイ! カンジもするもの 」 ?? ?? サーラちゃんも声を出します。             ?? ?? そうですよね … 皆、ザワザワしますよね … ?? ?? ?? 👦「 あのさぁ…    皆のための仕事だったら、    この仕事、あっちに往ったり、    こっちに往ったり、て、ことなの?」              ?? ?? そう …、 アントン君のいうとおり、皆のお仕事って、 それぞれの? あちらでも、こちらでも、 お芝居をすることだと思いますよね。 ?      ?                ? 「 だって、その日に、  急に?メンバーが増えたり?  そこの家族じゃなければ、さ …  それって?…  👀みて、すぐにわかっちゃう!  ??  でしょ?「 顔 」だってゼンゼン!  その人たちと、チガウし…   それにさぁ、  「 やれ!」って云われても、  その日まで? 知らなかった、  他人の家の事なんて、     ??  なにも、わからないじゃん!       ムリムリムリムリ👐」 👴? 👶?👵?👨?         👩?🎅?👦?👩? ノリ君も、皆をまとめるように、この 『 ちょこっとDAIMU家族 』劇団の、 なんだかちょっと怪しそうなオジサンに 向かって、ダマサレルものかと、 少し乱暴に言い返しました。 皆、              ?? こんな仕事が世の中にあるなんて、 そんなこと、全く、 ?? 理解ができないみたいです。 ?? けれど、そんな皆の様子に、慌てることなく、 大きくうなずき、この怪しそうなオジサンは、 話しを続けました。 (-_-;).。o○ 「 まあなぁ、君たちには、  まだ、この国が、どれだけ、  困っているかなんて、  分からないよなぁ… まず、  そのことを説明して  おかなくてはならなかったなぁ …」 (`―´)ノ 「 今、君たちは、一人が、  5つ もの仕事を担当しなければ  いけない時代になっている。  それは、昔とはずいぶんと違う  時代になったとのことは  分かっているけれど、これが、  この国にとって、どれだけの事、     なのか、ってことなんだ …」 “(-“”-)” 「 これからの君たちは、 『 一人前 』ではダメなんだ。  この国には、ゼンゼン  人が足りないのだからな。  そして、それは、 『 助け合える人 』も  少ないってことなんだ … それを、   どうにかしなくてはならない …」 ( ゚Д゚)/ ダカラ … 「 この国の国民のために、  他の人には気づかれないように 『 ファミリー 』として加わって  困ってる人たちを、       助けてほしいんだ … 」       👦?👩?👦?👦? 〝<(‘◇’) 「 国民が少ない、  ファミリーが少ない …  この時代は、  助け合える人が少ない。  君たちに与えられた 5つの  仕事の 5 役 だけではなく、  それ以上に『 変身 』して  『 役をこなさなければ!』  この国は、やっていけないんだ!」 🤖?     👦💦👩!👦!👦! オジサンは急に立上り、両手を広げて、左に 右に動いて、1人1人の目に入るように腰を かがめながら歩き回り、皆の顔を覗き込みな がら、くりかえし、くりかえし … (; ・`д・´)💦 「 君たちは、まだ 12才だ。  でも、すぐに、社会人になって     働かなければならない … 」              💦     (*´Д`)/       「 それでも、いまだって!        どんどん、どんどん、           この国の国民は …」 🥦🥦 🏠              🏠 🥦🥦    ⁈❓?❔‼ ⁈❓?❔‼ ⁈❓?❔‼ … 秘密?…       … 変身?…             … 助ける?…   🕵?  👦?👩?👦?👦?          🚑? 🚓? 🚒?  ⁈❓?❔‼ ⁈❓?❔‼ ⁈❓?❔‼ そう、だったんですね … ノリ君たちには、ちゃんと、 伝わったのでしょうか、 「?」ばかりのようですが … !「 👆それと、     これもナイショですが … 」 はい?まだ何か? このオジサンは謂いたいようで … 「 じつは、生徒たちにはナイショですが、  私たち( お忙しい皆さまに代わり、  そして、  秘密のこのお仕事の説明のためにも、 『 ちょこっとDAIMU家族 』の劇団員が、 『 お仕事説明会 』の担当者を )本日、    務めさせていただいております … 」 あ💦 そう … なのですね … どうりで、それぞれのキャラが … ?🕵🔎… でも、この時代は、 生体認証などもパスしてしまうほど、 コピーなどの、複製や、 人の外見、姿を変えるのは、 難しい時代ではありませんが、 このお仕事は、 それだけではないようで …                    …💞
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