「Act Up」

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「Act Up」

ピッ、 「はぁい!アレックス・オッ…😡 なんだアルフかよ、名乗って損した。 あ?TV?  俺は野郎と一緒にTVを見る趣味なんざねぇな。 はぁ!? ワシントン・メモリアルパークまで来いだぁ~? おまえ一体何様のつもりだっつーの 行くわけねぇだろ。そんなん一万人規模で人がいるところなんざ。 アホか。あー、へいへい。せいぜい気ぃつけて見ててやるよ。 ああ。じゃぁな。」 無造作に携帯の通話ボタンを切って、放り投げた。 なんとはなしにリモコンでTVをつけるとちょうどその瞬間が映し出されていた。 物々しい警備のシークレットサービスの間をにこやかに夫人と手をつなぎながら歩く男。 アレックスはふんっとため息まじりに煙草に手を伸ばした。 「神様は平等じゃないからな。運だけで世界は廻らない。もちろん実力だけでも廻らねぇよ。その場に立つためにどんだけのことをしたんだか…な。」 銀色のジッポライターが火をつけた。 一息吸い込んで、吐き出すとあたりは白い煙に包まれた。 「人の手で造ったものは人の手で壊される…か。演説上手なだけか、そうじゃねぇか証明してもらうぜ。なぁ、新大統領さんよ」 そんな独り言を言いながら、アレックスは冷やかすように笑った。 ……などと適当な小説の書き出し オバマ大統領が就任当時に書きなぐったプロット。笑 アレックスが私の中に出てくるなど1年ぶり 最近はめっきり小説を書いていない 最近はめっきり男言葉も使ってないな ………… 朝からポルノグラフィティの曲を聞いていたから 性格が過激になっているのかもしれない ちょっと暴れてみるかなー?
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