12. 涼SIDE

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12. 涼SIDE

「何から何まで本当にありがとうございました。」 「いいっつーの。」 「それじゃ、失礼します。」 「あー、これ俺の連絡先だから。何でも連絡して。」 そう言うとスマホの画面を出してきたので、 それを読み込んで、その場は解散となった。 この時はまだ、これからこれ以上に大変なことが待っているとは思っていなかったし、那月さんとあんな関係になるとも思っていなかった。
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