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7
その日から、忌み子はひとことも話さなくなった。
声をかけられても答えず、そのために殴られても何も言わず、折檻として三日三晩食事を与えられずとも呻き声ひとつあげなかった。
なぜ何も言わないのかと女が問うた。忌み子は何も答えなかった。
理由だけでも教えろと女が問うた。忌み子は何も答えなかった。
ずっと黙っているつもりかと女が問うた。忌み子は何も答えず女を睨んだ。
女は、そうかわかったと言って頷き、話さなくてもいいが仕事はこなせとだけ命じて、立ち去った。
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