天使のいる部屋

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私が目を開けると見覚えのない天井がそこにあった。何があったのかは覚えてないが、どうやら交通事故に遭ったようだ。幸いにも命に別状は無いようだが、それは奇跡にも近いものだという。 私の考えていたこと……と言うとあの天使の事だ。何故あんな奴の事なんて考えていたのか分からないが、ただ少し心配だったのだ。 そういえば、目が覚めて以来、体中から天使の声が聞こえる。どうやら私以外には聞こえないようだ。とうとう幻聴すら聞こえるようになったのだろうか。
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