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序章
様々な種族が共存する世界「アクストラウム」
その世界には三つの国がある
人間が治める「リーベン王国」
様々な亜人種が治める「ハインラット中立国」
魔族によって統治されている「ビシャスホルン深淵国」
俺はリーベン王国の片田舎に暮らしている。
そこは争いもなく、近隣の種族とも交流が深くとても平和な村だった。
静かに時が流れていくこの村は争いとは無縁なんだ。
そう俺は思っていた。
だが、彼女と出会って俺はこの国のいや、この世界の真実を知る。
彼女と出会う前の俺は思いもしなかっただろう。
この世界の守護者になるなんて・・・
アクストラウム歴685年 氷結の月
最強の王と呼ばれた国王「ラーゼス・ファンド―ル」が死去
アクストラウム歴687年 緑華の月
先代国王を暗殺したのは先代国王の盟友にしてエルフ族の長「シャーメイル・ノーイトン」だということが判明
同年 寒地の月
リーベン王国の次期国王「ノーライン・ファンド―ル」がエルフの殲滅を宣言
アクストラウム歴688年 熱砂の月
リーベン王国がエルフ族の里を襲撃
同年 紅緑の月
エルフ族消滅、ノーラインが正式にリーベン王国の国王へとなる。
そして現在・・・・アクストラウム歴700年
エルフ族の唯一の生き残り「フィリア・シャーメルン」が
人間の少年「ジョシュア・リーズベルグ」と出会う時少年の物語は始まる。
少年は数多くの困難の中
フィリアや仲間達との出会い。
大切な人との別れ。
そして後に友となる者との出会い。
それらを経験し、少年はこの世界の唯一の希望となる。
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