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嘘だろ?
カーテンの隙間から漏れる日差しで俺は目を覚ました。
片目を開けて眩しいその光から逃れるように背を向けて布団に丸ま……ん?
「はぁっ!?」
勢いよく起き上がって頭の中の疑問を解決しようと思うものの……何一つわからない。
「うるせ。……んだよ」
混乱している俺とは違ってのんびりと起き上がってあくびをするのは創介。昔から俺の隣の家に住んでいる幼なじみだ。
といっても、今は県外の大学に進学して俺たちは実家を出て2人で暮らしているんだけど。
シャッと創介がカーテンを開けて明るくなった部屋をよく見ると、この部屋は創介の部屋。
「なっ!おいっ!ちょっ!!はぁっ!?」
「日本語しゃべれ」
ガシガシと頭を掻く創介を直視できない。
「俺っ!なんっ!服っ!えぇっ!?」
意味がわからなさ過ぎて言葉にもならねぇんだよ!
だって、俺も創介も素っ裸。
彼女と楽しい夜を過ごして甘〜い朝っ!ってのは夢見てたよ!?
でも、違うじゃんっ!!
幼なじみで、男同士で……何で俺は創介のベッドで寝ててお互い全裸なんだよ!?
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