夏の思い出

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夏の思い出

小学5年生の夏、初めて一人で新幹線に乗った。 乗り物好きな僕に夏休みの自由研究の一環として新幹線乗り場まで母親に付き添って貰い、さらには到着駅にはおばあちゃんに待っていてもらうと言うことで山形新幹線つばさに乗り込んだ。 つばさはE3系白地に紫のラインが入り先端がシュッとしたスタイリッシュなデザインだ。 一人で窓の外を流れる景色を見てちょっぴり大人になったような気持ちになった。 おばあちゃんは車で迎えに来てくれて途中で大きなスーパーに寄った。 何を買ったか覚えていないけど、楽しかった 楽しかったのに僕の記憶は一旦真っ白になりそこで途切れた。
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