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第99章.暈
私ハ辿リツイタ。
もし、図書室に置いたこの文集に挟んだこのメモを読んだ人が現れたなら、とある図書館を訪ねて欲しいのです。
彼女ヲカエセ。
どこにある図書館だとか、そういう具体的なことは、今は書くことはできません。
貴様ノ物語ハ臓腑ダ。
後づけではありますが、このメモも、私にとっては、文集の一部なので。
アノ子ノ笑顔ヲモウイチド。
文化祭で一緒に配布するようなことはできませんでしたが。
季節ハナゼメグルノカ?
今年から、図書館を手伝うことになっている、夏に詳しい下級生の女の子がいます。
声ハナゼフルエテイル?
彼女こそ、夏にふさわしい人物です。
行キタイヨ。早ク、閉ジ込メテ。
私を追うのなら、絶対に、その子に会ってください。
向コウデ、ズット、微笑ンデイル。
私自身は全ての説明を終えることなく、■■■■■■■■■。
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