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1 もみじ饅頭
「ふぅ~。休憩休憩。」
ギラギラと輝く夏の太陽。そんな中、私は一人、神社の掃き掃除をしていた。
私の名前は、虹色もなか。この虹色神社の巫女である。街のみんなには、私が毎日、そこらへんの雑草を食べていることから『貧乏巫女』と呼ばれている。(いつか、仕返ししてやる!)
「てか、誰よ。ここにゴミ置いていったのは。」
こういうイタズラが街では流行っているらしい。私は、神社から街を見下ろした。この神社は、人気が少ない山の上に建っている。
「さて、お茶でも飲みますか。」
流石にお茶くらいは買えるわよ?
そうして私は神社に入っていった。
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